トゥサン 5−3 サムソン (大邱)
(勝)フェルナンド 3勝6敗4S (敗)アン・ジマン 11勝5敗
トゥサンは2回表、サムソンの先発マシスから7番ユン・ソンミン、9番チョン・スビンのタイムリーで2点を先制し、先発キム・スンフェも5回を無失点と好投した。サムソンは6回裏、トゥサンの2番手イ・ヒョンスンから3番チェ・テインの犠牲フライで1点を返すと、代わったトゥサンの3番手コ・チャンソンから代打パク・ソンミンの内野ゴロの間に2-2の同点に追いついた。トゥサンは7回表、サムソンの2番手ペ・ヨンスからチョン・スビンのタイムリーで1点を勝ち越したが、サムソンはその裏9番キム・サンスのタイムリーで3-3の同点に追いついた。その後トゥサンのキム・チャンフン、イム・テフン、フェルナンド、サムソンのクォン・ヒョク、チョン・ヒョヌクなどリリーフ陣の好投で、試合は延長に突入した。
6位トゥサンは10回表、サムソンの5番手アン・ジマンから2番オ・ジェウォン、3番キム・ヒョンスのタイムリーで2点を勝ち越し、最後はフェルナンドが抑え延長戦を制した。15安打と爆発した打線ではチョン・スビンが4安打2打点、ユン・ソンミンが3安打1打点と活躍。首位サムソンは9回裏のサヨナラ勝ちのチャンスを逃すなどあと一本が出ず、公式戦優勝へ向けて一歩足踏みした。また外野のレギュラーに定着し新人王の有力候補となっているペ・ヨンソプが、1回表手に死球を受け骨折と診断され、戦線離脱となってしまった。
SK 6−2 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)チョン・デヒョン 3勝3敗15S (敗)サドースキー 11勝8敗
ロッテは3回裏、SKの先発コ・ヒョジュンから3番キム・ジュチャンのタイムリーで1点を先制すると、代わった2番手チョン・デヒョンから5番ホン・ソンフンのタイムリーで1点を追加した。ロッテの先発サドースキーは5回まで無失点に抑えていたが、SKは6回表3番アン・チヨンのタイムリーで1点を返し、代わったロッテの2番手カン・ヨンシクから代打チェ・ドンスの2点タイムリーで3-2と逆転した。そしてSKは7回表、ロッテの4番手チン・ミョンホの暴投で1点、8回表6番パク・チンマンのタイムリーで2点を追加した。
SKはチョン・ウラム、オム・ジョンウクの好投で相手の反撃を断ち、逆転勝ちで1日でロッテから2位の座を奪回した。3回途中から6回途中まで好リリーフを見せたチョン・デヒョンが3勝目。ロッテは継投策に失敗し、反撃もSKの巧みな継投の前に交わされてしまった。
ネクセン 3−7 LG (ソウル・蚕室)
(勝)リズ 10勝12敗 (敗)ナイト 7勝14敗
(本塁打) ネクセン : カン・ジョンホ 9号
LGは1回裏、ネクセンの先発ナイト(元北海道日本ハム)から6番チョン・ソンフンのタイムリーで2点を先制した。ネクセンは2回表、LGの先発リズから6番カン・ジョンホの2ランで同点に追いついた。LGは5回裏2番イ・ジニョン、3番イ・ビョンギュ(元中日、背番号9)、4番パク・ヨンテクのタイムリーで3点を勝ち越しナイトをノックアウトすると、代わったネクセンの3番手イ・ジョンフンからチョン・ソンフン、8番チョ・インソンのタイムリーで2点を追加した。ネクセンは6回表、LGの3番手パク・ヒョンジュンから2番キム・ミンソンのタイムリーで1点を返した。
5位LGはその後イ・サンヨル、ハン・ヒィの継投で相手の反撃を断ち快勝した。5回を2失点に抑えたリズは、韓国1年目にして2ケタ勝利となる10勝目。打線ではチョン・ソンフンが3打点と活躍。最下位ネクセンは、先発ナイトがまたもや5回に崩れてしまい敗れてしまった。なお9回表、打者から投手に転向したチャン・ヨンソクがネクセンの5番手として1軍公式戦で初登板し、1回を無失点に抑えた。