ロッテ ９−１０ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）パク・ヒィス ３勝１敗１Ｓ （敗）キム・サユル ５勝３敗１５Ｓ
（本塁打） ロッテ ： ソン・アソプ １４号 ＳＫ ： アン・チヨン １０号、キム・ガンミン ７号
ロッテは1回表、ＳＫの先発シン・スンヒョンから4番イ・デホのタイムリーで1点を先制し、ＳＫも1回裏、ロッテの先発サドースキーから4番チェ・ドンスのタイムリーで1−1の同点に追いついた。ロッテは2回表9番ムン・ギュヒョンの犠打、1番チョン・ジュヌのタイムリーで2点を勝ち越し、サドースキーも2回以降反撃を許さなかった。ロッテは6回表、ＳＫの3番手イ・ジェヨンから8番ファン・ジェギュンのタイムリーで1点、7回表イ・ジェヨン、代わったＳＫの4番手チョ・ヨンミンからイ・デホ、5番パク・チョンユン、6番カン・ミンホのタイムリーで3点、8回表、ＳＫの5番手の高卒新人イム・ジョンウから途中出場の4番イ・イングのタイムリーで1点を追加した。
ＳＫは8回裏、代打アン・チヨンの自身初の年間2ケタ本塁打となる2ランで3−8と追い上げると、9回裏、ロッテの3番手イ・ジェゴンから代打パク・チェホンのタイムリー、1番キム・ガンミンの2試合連続本塁打となる3ランで1点差に迫った。そして代わったロッテの5番手キム・サユルから代打パク・チンマンのタイムリーで8−8の同点に追いつき、試合は延長に突入した。ＳＫは捕手を使い尽くしてしまったため、10回表学生時代は捕手だった外野のキム・ガンミンがプロ入り後初めて捕手を任された。するとロッテはこの回、ＳＫの6番手パク・ヒィスからソン・アソプの2試合連続本塁打で1点を勝ち越した。
しかしＳＫは10回裏キム・サユルからチャンスを作ると、キム・ガンミンの2点タイムリーでサヨナラ逆転勝ちし、7点差を追いついただけでなく勝利をもぎ取るなど、2010年韓国シリーズで優勝した王者らしさをようやく発揮し、トゥサンに敗れたキアに代わって3位に浮上した。16安打と爆発したＳＫ打線では、やむを得ずマスクをかぶりサヨナラタイムリーを打ったキム・ガンミンが4安打1本塁打5打点と活躍。まさかの大逆転負けを喫した2位ロッテでは、チョン・ジュヌが3安打1打点と活躍。
キア ３−６ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）イ・ヨンチャン ５勝８敗 （セーブ）フェルナンド ２勝５敗３Ｓ （敗）ロペス １１勝７敗１Ｓ
キアは2回表、トゥサンの先発イ・ヨンチャンから8番チャ・イルモクのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは3回裏、キアの先発ロペスから1番オ・ジェウォン、4番キム・ドンジュのタイムリーで4−1と逆転し、4回裏ロペス、代わったキアの2番手キム・ヒィゴルから9番イム・ジェチョル、2番チョン・スビンのタイムリーで2点を追加した。キアは5回表6番アン・チホンのタイムリーで1点、7回表、トゥサンの2番手コ・チャンソンからアン・チホンの2打席連続タイムリーで1点を返した。
6位トゥサンはこのあとキム・チャンフン、フェルナンドの継投で相手の反撃を断ち逆転勝ちし、9月は6勝1敗と好調を維持している。7回途中まで1失点に抑えたイ・ヨンチャンが5勝目。一方先発ロペスが4回途中5失点と早々と降板したキアは4連敗で、ロッテに勝ったＳＫに抜かれ4位に後退。打線ではアン・チヨンが3安打2打点と活躍。
ハンファ １−７ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）ナイト ６勝１３敗 （敗）アン・スンミン ６勝８敗
（本塁打） ネクセン ： ソン・ジマン ８号
ネクセンは4回裏、ハンファの先発アン・スンミンから3番アルドリッジ、5番ユ・ハンジュンのタイムリーで2点を先制した。ハンファは6回表、ネクセンの先発ナイト(元北海道日本ハム)から代打チェ・ジンヘンのタイムリーで1点差とした。だがネクセンはその裏、ハンファの2番手シン・ジュヨン、3番手ユン・グニョンから6番カン・ジョンホのタイムリー、代打ソン・ジマンの満塁本塁打で5点を追加した。
最下位ネクセンは8回以降2番手カン・ユングが相手の反撃を断ち、引き分け1つをはさんでの6連敗から脱出した。7回を1失点に抑えたナイトはチーム最多の6勝目。7位ハンファは打線がつながらず、ネクセン戦の連勝が4で止まり、6位トゥサンとの差が広がった。
(6回裏代打ソン・ジマンが満塁本塁打を打つ。)
