サムソン−トゥサン(ソウル・蚕室)、ＳＫ−キア(光州)は雨天中止。
ＬＧ ５−８ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）キム・サユル ２勝１敗 （敗）イ・ドンヒョン １敗１Ｓ
（本塁打） ＬＧ ： ソ・ドンウク １号
ＬＧは2回表、ロッテの先発チャン・ウォンジュンから7番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)のタイムリーで1点を先制し、3回表6番チョン・ソンフンの走者一掃のタイムリーで3点を追加した。ロッテは4回裏、ＬＧの先発パク・ヒョンジュンから相手のエラーや代打パク・チョンユンの内野ゴロの間に2点を返し、5回裏7番キム・ムンホの2008年以来3年ぶりの打点となるタイムリーで3−4と1点差に迫った。チャン・ウォンジュンは7回途中で2番手キム・サユルにマウンドを譲った。
ロッテは7回裏、ＬＧの2番手イ・ドンヒョンから6番カン・ミンホのタイムリーで4−4の同点に追いつくと、代わったＬＧの3番手イ・サンヨルから代打ファン・ソンヨン、1番チョン・ジュヌのタイムリーで3点を勝ち越し、さらに4番手の高卒新人イム・チャンギュから2番ファン・ジェギュンの内野ゴロの間に1点を追加した。ＬＧは9回表、ロッテの3番手コ・ウォンジュンから9番ソ・ドンウクの本塁打で1点を返したが、反撃もここまでで7位ロッテが雨中の試合で逆転勝ちした。打線ではカン・ミンホが3安打1打点、5番ホン・ソンフンが3安打と活躍。ＬＧは懸念のリリーフ陣が打たれ2011年シーズン初の３連敗で、同率3位で並んでいたが試合が雨天中止となったサムソン、キアの勝率を下回り単独5位に後退。
ハンファ ０−２ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）オ・ジェヨン １勝２敗 （セーブ）ソン・シニョン １勝５Ｓ （敗）リュ・ヒョンジン １勝４敗
試合はハンファの先発リュ・ヒョンジン、ネクセンの先発の新外国人ナイト(元北海道日本ハム)による投手戦となった。ハンファはナイトから再三チャンスを作るが生かすことができず、エースのリュ・ヒョンジンの好投に応えることができない。ナイトは7回途中無失点でマウンドを2番手オ・ジェヨンに譲った。するとネクセンは7回裏、リュ・ヒョンジンから5番の新外国人アルドリッジのタイムリー、6番ソン・ジマンの犠牲フライで2点を先制した。
8回以降パク・チュンス、ソン・シニョンの継投で反撃を断った6位ネクセンが、完封勝利で最下位ハンファを突き放した。最下位ハンファはリュ・ヒョンジンが8回2失点で完投したが、6安打に抑えられ完封負けを喫し、ＬＧに勝った7位ロッテとの差も開いた。リュ・ヒョンジンは2009年6月以降ネクセン戦6連勝と相性がよかったが、その連勝記録も途切れた。
(好投したネクセンの先発ナイト。)
