KBO(韓国野球委員会)は8日実行委員会を開き、2月に承認されたNCソフトが新規に創設するプロ野球チームについて、選手の供給案を確定した。
NCソフトの新球団は2014年にプロ野球1軍戦に参加することを目標としているが、年度はいつであれこの球団が1軍へ参加する前の年のシーズン終了後、他の8球団から保護選手20名を除く1名を特別に指名して選手を供給することにした。また新球団は2011年の新人ドラフト会議で2名を優先して指名するか、あるいは2巡目の指名終了後特別に5名指名するのどちらかが可能である。
また、外国人選手は現行だと1球団あたり2名しか登録できないが、新球団は2年間だけ最大4名登録できる(出場は3名)。そして2013年シーズン終了後、特別にFA選手を最大3名獲得できる(通常は2名)。また球団に指名されなかった兵役中の尚武の選手については6名、警察庁野球団の選手については9名を2年間優先交渉する権利もある。
また、出場機会のない選手のために米国・メジャーリーグで実施されている「ルール5ドラフト」の韓国版が導入されることになった。これは「2次ドラフト」と呼ばれ、2年に1度行われる。各球団の保護選手50名を除いた選手が対象で、各球団3巡目まで指名できる。
8日の実行委員会で審議された上記の内容は、後日理事会にかけて改めて正式決定される。