DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  NC新球団、選手供給案確定  韓国版「ルール5ドラフト」も合意

 KBO(韓国野球委員会)は8日実行委員会を開き、2月に承認されたNCソフトが新規に創設するプロ野球チームについて、選手の供給案を確定した。
 NCソフトの新球団は2014年にプロ野球1軍戦に参加することを目標としているが、年度はいつであれこの球団が1軍へ参加する前の年のシーズン終了後、他の8球団から保護選手20名を除く1名を特別に指名して選手を供給することにした。また新球団は2011年の新人ドラフト会議で2名を優先して指名するか、あるいは2巡目の指名終了後特別に5名指名するのどちらかが可能である。
 また、外国人選手は現行だと1球団あたり2名しか登録できないが、新球団は2年間だけ最大4名登録できる(出場は3名)。そして2013年シーズン終了後、特別にFA選手を最大3名獲得できる(通常は2名)。また球団に指名されなかった兵役中の尚武の選手については6名、警察庁野球団の選手については9名を2年間優先交渉する権利もある。

 また、出場機会のない選手のために米国・メジャーリーグで実施されている「ルール5ドラフト」の韓国版が導入されることになった。これは「2次ドラフト」と呼ばれ、2年に1度行われる。各球団の保護選手50名を除いた選手が対象で、各球団3巡目まで指名できる。

 8日の実行委員会で審議された上記の内容は、後日理事会にかけて改めて正式決定される。