ネクセンは9日、2011年シーズンの外国人選手としてブランドン・ナイト(35、元北海道日本ハム)と契約金3万ドル、年俸27万ドルの総額30万ドルで契約したと発表した。
米国出身のナイトは2001年から02年にかけてニューヨークヤンキースでメジャーリーグの経験があり、2003年から04年にかけて福岡ダイエー、05年は北海道日本ハムと3年間日本プロ野球でプレーした。その後米国・マイナーリーグや独立リーグでのプレーが続き、2008年は米国代表として北京五輪に出場し銅メダルを獲得し、この年6年ぶりにニューヨークメッツでメジャーリーグに昇格し、メジャー初勝利を記録した。
2009年7月、負傷で退団した外国人投手エルナンデスの代役としてサムソンに入団すると、韓国1年目ながら11試合で6勝2敗と結果を残し、2010年シーズンの再契約に成功した。だが2010年シーズンは故障もあってなかなか実力を発揮できず、6月から7月にかけては家庭の事情もあって一時帰国したこともあり、結局8月にサムソンから放出された。2010年シーズンの成績は21試合に登板、6勝5敗、防御率4.54。韓国2年間の通算成績は32試合に登板、12勝7敗、防御率4.13。
これでネクセンの2011年シーズンの外国人選手2人は、先日契約したコーリー・アルドリッジ外野手とナイトの野手1人、投手1人に決定となった。
(12月9日の為替レート : 1万ドルが約83万7500円。)
(文責 : ふるりん)