DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  元韓国代表ショートのパク・チンマンを放出  

 サムソンは11日、パク・チンマン内野手(32)との契約を2010年限りで打ち切り、今度発表される2011年保留選手名簿に載せないことを発表した。これは事実上の放出であり、パク・チンマンは今後どの球団にも移籍することができる。
 2000年代韓国球界を代表するショートとして五輪、WBC(ワールドベースボールクラシック)などの国際大会で活躍してきたパク・チンマンは、2004年オフFA(フリーエージェント)による大型契約で現代(2007年限りで消滅)からサムソンに移籍し、2005,2006年の韓国シリーズ連覇に貢献した。2009年から2度目のFAにより新たな3年契約を結んでいたが、2010年シーズンは負傷もあってわずか46試合の出場にとどまり、打率.237、1本塁打、14打点の成績しか残せず、エラーも多かった。そしてレギュラーの座は若手のキム・サンスに奪われてしまい、ポストシーズンではセカンドやショートで出場した。2011年も6億ウォンの年俸が保証されていたが、サムソンとしては高年俸がネックとなることや本人の出場機会を求める意思もあり、今回の退団が決まった。プロ15年間の通算成績は1639試合に出場、打率.262、1356安打、137本塁打、683打点、82盗塁。

(11月11日現在の為替レート : 1億ウォンが約740万円。)