DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  最年長投手カ・ドゥギョム、現役引退

 SKは1日、カ・ドゥギョム投手(41)の現役引退を発表した。
 サイドハンド左腕のカ・ドゥギョムは、1992年大学卒業後ロッテに入団し、1994年には先発として活躍し8勝したが、その後は主に中継ぎでの起用が中心となった。その後大きな故障もなく10年以上ロッテで中継ぎとして活躍し続けたが、2006年チームの若返りのため現役引退し指導者への転身を薦められたため、現役続行を希望し2007年からSKへ移籍し、同年と2008年の韓国シリーズ2連覇に貢献した。41歳となった2010年には現役最年長投手となったが、登板機会が減り21試合で勝敗、セーブなしの1ホールド、防御率4.57の成績だった。しかし9月25日のハンファ戦で、史上3人目となる通算800試合登板を達成した。
 10月19日、SKが2年ぶり3度目の韓国シリーズ優勝を決めた後、後進に道を譲るため現役引退を決断したという。プロ19年間の通算成績は800試合に登板、36勝49敗11セーブ78ホールド、防御率4.57。今後の進路は未定。
(文責 : ふるりん