ＬＧは8日、かつて主力として活躍したイ・ビョンギュ(35)と契約金1億ウォン、年俸4億ウォンの2年総額9億ウォンで契約した。そして本拠地・蚕室野球場内で入団記者会見を行った。
(ＬＧ復帰入団記者会見で笑顔を見せるイ・ビョンギュ。)
イ・ビョンギュは大学卒業後1997年ＬＧへ入団し、主力外野手としてこの年新人王に輝いた。その後韓国を代表する外野手として活躍し、2005年には首位打者となり、そのほか4度の最多安打などの個人タイトルを獲得した。2006年オフFAを行使し日本プロ野球・中日へ移籍した。中日では1年目の2007年132試合に出場し、チームの日本シリーズ優勝に貢献したが、2008年は16本塁打を記録したものの105試合の出場にとどまった。若手が台頭してきた2009年シーズンはわずか28試合のみの出場であり、3年契約が切れたことで退団となった。
その後2009年12月から何度かＬＧの関係者とイ・ビョンギュが会談し、古巣への復帰の話が進んでいたが、年俸の面などで折り合いがつかず、予想以上に時間がかかり、年が明けてからようやっと正式契約となった。背番号も以前と同じ9であり、イ・デヒョン、パク・ヨンテク、イ・ジニョン、ヒーローズから移籍したイ・テックンなど実績のある選手たちと外野のレギュラーを争う。韓国でのプロ10年間の通算成績は1164試合に出場、打率.312、1435安打、123本塁打、684打点、134盗塁。
(1月8日現在の為替レート : 1000万ウォンが約82万5000円。)
（文責 ： ふるりん）
