DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  日本人投手・岡本慎也(元埼玉西武)と契約  ペタジーニ(元読売)とは再契約せず

 LGは4日、2010年シーズンの新外国人選手として、日本人の岡本慎也投手(35、元埼玉西武)と契約金5万ドル、年俸20万ドルの総額25万ドルで契約した。
 岡本は中日、埼玉西武など日本プロ野球で主に中継ぎとして9年間活躍し、2004年には最優秀中継ぎ投手を受賞し、中日のセントラルリーグ優勝に貢献した。だが2009年シーズンは例年より成績が悪化し、オフに埼玉西武から自由契約となった。その後日本プロ野球の合同トライアウトを受けたが声をかける球団はなく、2009年11月、LGの秋季キャンプでテストを受けた。その時点での評価はあまり高くはなく、契約には至らなかったが、先発もリリーフ陣も手薄で2009年シーズン7位に終わったチーム事情や、他にこれといった外国人選手候補も見当たらなかったため、年が明けて契約に至った。なお、LGはもう1名の外国人選手も投手を予定している。
 また、2008年シーズン途中に入団し、主砲として活躍してきたベネズエラ出身のロベルト・ペタジーニ(38、元読売)は、外国人選手の再契約期限だった2009年12月末まで交渉がまとまらなかったため、退団となった。ペタジーニは100万ドルの高額年俸を要求したことや、2010年で39歳となる年齢やひざの故障などの問題や、投手不足のチーム事情もあり、再契約は微妙な状況であった。2009年シーズンの成績は、115試合に出場、打率.332、26本塁打、100打点、2盗塁。
(1月4日現在の為替レート : 1万ドルが約92万8000円。)