対戦成績が2勝2敗となり白熱した展開となっていた2009年プレーオフ第5戦(仁川・文鶴野球場)は、入場券が試合開始2時間半以上前に完売となり、18時に超満員の観衆を集めて予定通り開始された。ところがこの日の仁川は昼間雨が降っていて一旦止んだが、試合開始直後からまた少しずつ雨が降り始め、トゥサンが2回表SKの先発門倉(元読売)から4番キム・ヒョンスの本塁打で1点を先制した後、雨が強くなり試合は18時26分一時中断となった。19時過ぎにグラウンドにかぶせていた防水シートをはがし試合再開の準備を進めたがまた雨が強くなり、試合中断から1時間20分近く立った19時45分、主審が雨天ノーゲームを宣告した。ポストシーズンでノーゲームとなったのは、1998年10月のプレーオフ第1戦:LG−サムソン(大邱)以来11年ぶり史上2度目。
思わぬ形で水入りとなったプレーオフ第5戦は、14日18時から仁川・文鶴野球場で開始され、予告先発はSKがチェ・ビョンニョン(28試合、3勝3敗2S、防御率4.70)、トゥサンがセデーニョ(28試合、4勝7敗、防御率5.70)と発表された。なお、第5戦の勝者がキアと対戦する韓国シリーズの第1戦(光州)は、当初の15日から16日に延期され、第2戦以降の日程も1日繰り下がる。
注 :( )内の数字は2009年公式戦の成績。