トゥサンは28日、6月21日にSKからウェーバー公示され退団となっていた外国人選手クリストファー・二コースキー投手(36、元福岡ソフトバンク)の契約譲渡を申請し、申請期限の29日までに他球団が名乗りを上げなかったため、30日ニコースキーのトゥサンへの移籍が決定した。
トゥサンは5月期待に応えられなかった外国人選手マット・ワトソン外野手(元千葉ロッテ)を退団させ、代わりの外国人選手を探していたが、なかなかよい選手を見つけることができなかった。左腕投手不足に悩むトゥサンは、成績不振でSKを退団することになった左腕ニコースキーに目をつけ、ウェーバー公示された際に契約譲渡を申し出た。ニコースキーはSK退団後は日本に滞在していて、7月1日韓国へ再入国し2日チームに合流する予定。トゥサンは過去にダニエル・リオス(元東京ヤクルト)などの他球団から移籍してきた外国人を復活させた実績があり、SKで本領を発揮できなかったニコースキーがチームの救世主になれるか注目される。
(文責 : ふるりん)