ヒーローズ−SK(仁川・文鶴)、ハンファ−トゥサン(ソウル・蚕室)は、雨天により4月27日(月)18時半からに順延。
キア 5−6 サムソン (大邱)
(勝)チェ・ウォンジェ 1勝 (セーブ)オ・スンファン 6S (敗)ユ・ドンフン 2敗
(本塁打) キア : ナ・ジワン 4号、チェ・ヒィソプ 7号 サムソン : チン・ガビョン 2号
キアは1回表サムソンの先発ユン・ソンファンから4番チェ・ヒィソプの内野ゴロで1点を先制したが、サムソンは1回裏キアの先発ユン・ソンミンから4番チェ・テイン、5番パク・チンマン、6番ウ・ドンギュンのタイムリーで3−1と逆転し、2回裏2番シン・ミョンチョルの犠牲フライで1点を追加した。キアは3回表3番ナ・ジワンの3ランで4−4の同点に追いつき、続くチェ・ヒィソプも本塁打王争い単独トップの7号ソロで逆転した。ユン・ソンミンは6回で降板し、3連敗からの脱出をリリーフに託した。
しかしキアには打線の援護がなく、サムソンは8回裏キアの3番手ユ・ドンフンから8番チン・ガビョンの2ランで6−5と逆転すると、最後は守護神オ・スンファンが抑えサムソンが逆転勝ちし、試合が雨天順延となった同率2位のトゥサンを抜いて単独2位に浮上した。3番手として7回途中から8回まで登板した20歳のチェ・ウォンジェは、打線の援護もありプロ2年目にして幸運にも初勝利となった。一方ここ5試合で3度目の逆転負けを喫したキアはこれで4連敗となり、ロッテとの同率最下位から抜け出せないままである。打線では1番キム・ウォンソプが3安打と活躍。
LG 7−6 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)イ・ジェヨン 1勝 (セーブ)チェ・ドンファン 1勝1敗1S (敗)イ・ヨンフン 1勝3敗
(本塁打) LG : ペタジーニ 6号
4連敗中のロッテは1回裏LGの先発イ・ボムジュンから3番キム・ジュチャンの内野ゴロで1点を先制したが、LGは2回表ロッテの先発イ・ヨンフンから4番ペタジーニ(元読売)の本塁打で同点に追いついた。ロッテは2回裏サードのチョン・ソンフンのエラーで1点を勝ち越し、3回裏5番イ・デホのタイムリーで1点を追加した。LGは4回表8番チョ・インソンのタイムリーで3−3の同点に追いつくと、5回表イ・ヨンフンから勝ち越しのチャンスを作り、代わったロッテの2番手イ・ジョンフンから5番チョン・ソンフンのタイムリーで5−3と逆転した。ロッテは5回裏LGの2番手イ・ジェヨンからイ・デホの犠牲フライで1点を返した。
LGは6回表1番イ・デヒョン、3番アン・チヨンのタイムリーで2点を追加し、ロッテも7回裏LGの4番手オ・サンミンから6番ガルシア(元オリックス)のタイムリーや、チョ・インソンのパスボールで2点を返した。ただ6回表に雨で10分間試合が中断し、8回表途中でまた雨が激しくなり2度目の中断となると、結局このまま降雨コールドとなり、LGが接戦を制した。高卒新人ながらリリーフで登板し続けているチェ・ドンファンがプロ初セーブ。打線ではイ・デヒョンが4安打1打点と活躍。一方ロッテは4番にカン・ミンホを起用など大きく入れ替えた打線が機能したが、イ・ヨンフンが5回途中で降板などまたしても先発が長い回を投げられず、5連敗となりキアと同率の最下位から脱出できない。