ネクセン １０−７ サムソン （大邱）
（勝）ソン・スンナク １勝１Ｓ （敗）チョン・ヒョヌク １敗
（本塁打） ネクセン ： パク・ピョンホ １号、カン・ジョンホ ３，４号 サムソン ： イ・スンヨプ １号
サムソンは1回裏、ネクセンの先発シム・スチャンから3番イ・スンヨプ(元オリックス)、5番パク・ソンミンのタイムリーで2点を先制した。ネクセンは3回表、サムソンの先発チャ・ウチャンから4番パク・ピョンホの満塁本塁打、5番カン・ジョンホの2者連続本塁打で5−2と逆転した。サムソンも3回裏1番ペ・ヨンソプのタイムリーで1点を返した。ネクセンは5回表、サムソンの2番手クォン・オジュンからカン・ジョンホの2打席連続本塁打で2点を追加した。サムソンも6回裏、ネクセンの3番手オ・ジェヨンからイ・スンヨプの2003年10月以来8年半ぶりとなる韓国での本塁打で2点を返した。
サムソンは8回裏、ネクセンの4番手の高卒新人ハン・ヒョンヒィ、から2番ウ・ドンギュンの2009年以来3年ぶりの打点となるタイムリーで1点差とすると、代わった守護神ソン・スンナクから4番チェ・ヒョンウのタイムリーで7−7の同点に追いついた。クォン・ヒョク、チョン・ヒョヌクなどサムソンのリリーフ陣もふんばり、試合は延長戦に突入した。ネクセンは10回表、チョン・ヒョヌクから途中出場の8番チョ・ジュングンの犠牲フライで1点を勝ち越すと、代わったサムソンの5番手アン・ジマンから1番キム・ミヌのタイムリーで2点を追加した。
最後はソン・スンナクが抑え、ネクセンが延長戦を制した。打線ではカン・ジョンホが2本塁打3打点と活躍。相手の10安打を上回る14安打を記録しながら連勝が3で止まったサムソンではイ・スンヨプが3安打1本塁打3打点、ペ・ヨンソプが3安打1打点と活躍。
ハンファ ６ー１１ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）イム・チヨン １勝 （敗）バス １敗
（本塁打） ハンファ ： チェ・スンファン １号 ＳＫ ： アン・チヨン １，２号
ＳＫは1回裏、ハンファの先発の新外国人バスから5番パク・チョングォン、6番チョ・インソン、9番キム・ジェヒョン(プロ7年目での初打点)、1番キム・ガンミンのタイムリーと打者一巡の猛攻で7点を先制した。ＳＫは2回裏4番アン・チヨンの本塁打で1点を追加し、バスをノックアウトした。ハンファは3回表、ＳＫの先発の大卒新人イム・チヨンから8番チェ・スンファンの移籍後初本塁打などで2点を返した。ＳＫは6回裏、ハンファの2番手ユ・チャンシクからアン・チヨンのランニング本塁打で3点を追加した。
ハンファは7回表、ＳＫの2番手キム・テフンから3番チャン・ソンホ、4番キム・テギュンのタイムリーで3点、8回表、ＳＫの3番手パク・チョンベから相手のエラーで1点を返した。最後は4番手イム・ギョンワンが抑え、ＳＫが序盤のリードを守って3連勝となった。5回を2失点に抑えたイム・チヨンはプロ初勝利。打線ではアン・チヨンが2本塁打4打点と活躍。3連敗となったハンファは韓国初登板となった新外国人バスが2回途中8失点と今後に不安を残した。
(2本塁打と活躍したアン・チヨン。)
キア ３−５ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）リュ・テッキョン ２勝 （セーブ）リズ １敗３Ｓ （敗）チン・ヘス １敗
（本塁打） キア ： チェ・ヒィソプ １号 ＬＧ ： チョン・ソンフン １号
キアは1回表、ＬＧの先発チョン・ジェボクから4番チェ・ヒィソプの2ランで先制した。ＬＧは1回裏、キアの先発キム・ジヌから3番パク・ヨンテクの犠牲フライで1点を返した。2007年7月以来約5年ぶりの先発登板となったキム・ジヌは5回2失点とその役割を十分に果たした。ＬＧは5回裏3番パク・ヨンテクの犠牲フライで2−2の同点に追いついた。さらに6回裏、キアの3番手チン・ヘスから4番チョン・ソンフンの本塁打、8番ソ・ドンウクのタイムリー、9番シム・グァンホの犠打で3点を追加した。
キアは7回表、ＬＧの4番手ウ・ギュミンから代打ソン・サンのタイムリーで1点を返した。8回以降はハン・ヒィ、イ・サンヨル、リズの継投で相手の反撃を断ち、ＬＧが逃げ切った。6回途中から7回途中まで無失点に抑えた40歳のベテラン、リュ・テッキョンが2勝目。キアは課題のリリーフが浮き彫りとなった。
トゥサン ０−５ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）イ・ヨンフン ２勝 （敗）キム・スンフェ １敗
ロッテの先発イ・ヨンフン、トゥサンの先発キム・スンフェともに4回まで得点を与えなかったが、ロッテは5回裏キム・スンフェから満塁のチャンスを作ると、代わったトゥサンの2番手キム・チャンフンから3番パク・チョンユンへの押し出しの四球で1点を先制した。さらに代わったトゥサンの3番手コ・チャンソンから4番ホン・ソンフンの走者一掃となるタイムリーで3点を追加した。
ロッテは6回裏、トゥサンの3番手ノ・ギョンウンからパク・チョンユンのタイムリーで1点を追加し、8回途中からカン・ヨンシク、キム・ソンベ、イ・ミョンウ、チェ・デソンの継投による完封リレーで勝利した。8回途中まで無失点に抑えたイ・ヨンフンが2009年8月以来となる先発での勝利をあげた。16安打と爆発した打線ではホン・ソンフンが4安打3打点、1番キム・ジュチャンが3安打と活躍。トゥサンは継投策に失敗し打線も3併殺とつながらなかった。
(先発勝利をあげたイ・ヨンフン。)
（文責：ふるりん）
