ＬＧ−トゥサン(ソウル・蚕室)はWBC応援イベントのため中止。ヒーローズ−キア(光州)は雨天中止。
サムソン １−３ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）チョン・ビョンドゥ １勝 （セーブ）キム・ウォンヒョン １勝１Ｓ （敗）チ・スンミン １敗
文鶴野球場でも、蚕室野球場と同じく試合前にWBC(ワールドベースボールクラシック)の応援イベントが開かれた。サムソンは2回表ＳＫの先発イ・スンホから1番シン・ミョンチョルのタイムリーで1点を先制した。ＳＫはその裏すかさずサムソンの先発の新外国人エルナンデスから、7番アン・ギョンヒョンの内野ゴロの間に1−1の同点に追いついた。ＳＫは6回裏サムソンの2番手チ・スンミンから3番キム・ジェヒョンのタイムリーで逆転すると、代わった3番手キム・サンスから4番イ・ホジュンのタイムリーで1点を追加した。
ＳＫは5回以降チョン・ビョンドゥ、イム・ソンホン、カ・ドゥギョム、キム・ウォンヒョンの継投で相手に得点を許さず、逆転勝ちした。韓国シリーズ3連覇を目指す王者ＳＫは示範競技開幕3連敗と出遅れたが、その後持ち直し4勝4敗の五分にしている。勝利投手となった左腕チョン・ビョンドゥは、2回を無失点に抑え、キアから移籍してきた2008年の不振を取り戻そうとしている。一方サムソンはこれまで示範競技2勝5敗と黒星が先行している。新外国人エルナンデスは5回1失点と、開幕先発ローテーション入りに向けて順調な調整を続けている。
ロッテ １−０ ハンファ （大田）
（勝）チャン・ウォンジュン １勝 （セーブ）アドキンス １勝１Ｓ （敗）アン・ヨンミョン １敗
試合前に他の球場と同じくWBC応援イベントが行われた関係で、この試合は開始予定時刻の13時より少し遅れて始まった。ロッテは2回表ハンファの先発アン・ヨンミョンから、6番チョン・ボミョンの犠牲フライで1点を先制した。ロッテの先発チャン・ウォンジュンはその後打線の援護がなかったが、ハンファ打線を抑え7回無失点と好投した。8回はカン・ヨンシク、9回は新外国人アドキンスが抑え、ロッテは完封リレーで示範競技開幕7連勝とし、首位を独走している。ハンファは先発アン・ヨンミョンが5回を1失点と好投し、ホ・ユガン、ヤン・スンジン、ファン・ジェギュ、ユン・ギョンヨンなど若手投手陣も好投したが、打線がわずか5安打に抑えられてはどうしようもなく、これで3連敗となった。
（文責 ： ふるりん）
