DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  2次ラウンド、3度目の日韓戦はポン・ジュングン(LG)が先発

 2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)の2次ラウンドで緒戦のメキシコ戦に勝利した韓国代表は韓国時間18日12時(現地時間17日)より、準決勝進出をかけて宿敵・日本と今大会3度目の対戦をする。これに勝てば韓国時間22日(現地時間21日)以降の準決勝進出が決定し、敗れると韓国時間19日(現地時間18日)12時より、メキシコとの敗者復活戦で勝利したキューバと準決勝進出をかけて対戦する。韓国代表の命運をかけた大一番に先発するのは、1次ラウンドの1位決定戦の日本戦(9日)で先発し好投した左腕ポン・ジュングン(LG)となった。一方日本は松坂(ボストンレッドソックス)と並ぶエース格のダルビッシュ(北海道日本ハム)が先発する。
 韓国代表は決戦を控えた前日は練習せず、休息に当てた。だが選手たちの士気は一様に高く、強敵キューバに完封勝ちした日本相手にも臆することなくぶつかっていこうとしている。2006年の前大会でも両国は3度対戦したが、今大会3度目の日韓戦は両国ともに先発陣、リリーフ陣関係ない投手総動員の総力戦となることが考えられ、手の内を知り尽くした者同士の壮絶な死闘となることであろう。