LGは11日、本拠地ソウル・蚕室野球場の外野に可動フェンスを設置し、両翼100mはそのままだが、左右中間を120mから116mに、センターを125mから121mへと縮小することを明らかにした。(注:いずれもホームプレートからの距離。) また、フェンスの高さも2.7mから2mに変更する。
韓国最大の広さを誇る蚕室野球場はホームランが出にくく、LGはファンたちが喜ぶ野球を見せたいとのことで、ホームラン数を増やすため外野フェンスを前に押し出すことを決めたと述べている。2008年のLGのチーム本塁打数は66本(8球団中7位)で、ここ5年以上年間20本塁打以上を記録した選手もいない。この件に関してLGは同じ蚕室野球場を本拠地とするトゥサンと協議を重ねてきたが、トゥサンが強く反対したため、可動フェンスの設置となった。そのためトゥサンの主催試合ではこれまでと同じ広さのグラウンドで試合をすることになり、2009年シーズンから同球場はLG、トゥサンの主催試合でまったく雰囲気が変わることになった。