DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ベテラン内野手アン・ギョンヒョンが入団

 SKは2日、先日2009年保留選手名簿から外れ、トゥサンを自由契約となったベテラン内野手アン・ギョンヒョン(38)と、契約金なし、年俸8000万ウォンで契約し、入団が決まった。
 アン・ギョンヒョンは1992年大学卒業後OB(現トゥサン)に入団し、内野ならどこでも守れるユーティリティープレイヤーとして、103試合に出場した1995年から頭角を現し、1998年から2007年まで10年連続100試合以上出場するなど、主にセカンドを守るようになりチームには欠かせない存在だった。だが今季はチームが完全に若手主体に切り替わっていったこともあり、開幕前の春季キャンプにも帯同しないなど、ほぼ戦力外に近い扱いを受けた。11月末、2006年オフ結んだ2年契約が切れることもあり、17年間在籍してきたトゥサンから自由契約となり、2009年の保留選手名簿から外された。今季の成績は自己ワーストの51試合に出場、打率.257、1本塁打、12打点、1盗塁。プロ17年間の通算成績は1716試合に出場、打率.275、1469安打、119本塁打、715打点、37盗塁。
 SKではアン・ギョンヒョンに貴重なこれまでの経験を生かし、ベテランらしく若手を引っ張る見本となることが期待される。プロ18年目での新天地でのいぶし銀の活躍を見せられるか、注目される。