DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   韓国代表SK、中国代表・天津に7回コールド勝ち 決勝進出を確実に  

天津 0−15 SK  (日本・東京ドーム)
(勝)イ・ヨンウク 1勝  (敗)陳瑋 1敗
本塁打) SK : キム・ジェヒョン 1号
 13日の日本代表・埼玉西武戦を制した韓国代表・SKは14日、アジアシリーズ2008の第2戦目で中国代表・天津ライオンズと対戦した。SKの先発ソン・ウンボムは1回裏、2番王靖昭の内野安打をきっかけに3塁まで進塁されたが、先制点は許さなかった。SKは3回表、天津の先発陳瑋から8番チョン・サンホのタイムリーで1点を先制し、1番パク・チェサンのタイムリーで2点を追加し、陳瑋をノックアウトした。さらにこの回代わった天津の2番手李梓踉から4番キム・ジェヒョンの犠牲フライ、5番イ・ジニョン、7番ナ・ジュファンのタイムリーでさらに4点を追加した。
 SKは4回表天津の3番手張万軍から3番キム・ジェヒョン、パク・チェホンのタイムリーで2点、5回表相手の相次ぐエラーで2点を追加した。ソン・ウンボムは5回を無失点に抑えると、6回からは2番手チョン・ビョンドゥがマウンドに送られた。SKは7回表天津の4番手許雲龍から1番パク・チェサンの内野ゴロの間に1点を追加すると、キム・ジェヒョンの3ランでとどめを刺した。
 最後は3番手キム・ウォンヒョンが抑え、大会規定により7回終了時点で10点差以上がついたためコールドゲームとなり、SKが参加チーム中最も実力が劣るとされる天津相手を容赦なく攻め立て、完封勝ちで大会2勝目をあげた。これでアジアシリーズの予選リーグではSKだけが2勝で、この日の第2試合で日本代表・埼玉西武が台湾代表・統一に勝ち1勝1敗で並んでいるため、失点率などの関係で、埼玉西武が15日天津に勝ち2勝1敗となっても、SKが統一戦で大敗しない限り、決勝進出はほぼ確実となった。SKは予選リーグで3連勝を狙い、念願のアジアシリーズ優勝に向けて加速したいところだ。