天津 0−15 SK (日本・東京ドーム)
(勝)イ・ヨンウク 1勝 (敗)陳瑋 1敗
(本塁打) SK : キム・ジェヒョン 1号
13日の日本代表・埼玉西武戦を制した韓国代表・SKは14日、アジアシリーズ2008の第2戦目で中国代表・天津ライオンズと対戦した。SKの先発ソン・ウンボムは1回裏、2番王靖昭の内野安打をきっかけに3塁まで進塁されたが、先制点は許さなかった。SKは3回表、天津の先発陳瑋から8番チョン・サンホのタイムリーで1点を先制し、1番パク・チェサンのタイムリーで2点を追加し、陳瑋をノックアウトした。さらにこの回代わった天津の2番手李梓踉から4番キム・ジェヒョンの犠牲フライ、5番イ・ジニョン、7番ナ・ジュファンのタイムリーでさらに4点を追加した。
SKは4回表天津の3番手張万軍から3番キム・ジェヒョン、パク・チェホンのタイムリーで2点、5回表相手の相次ぐエラーで2点を追加した。ソン・ウンボムは5回を無失点に抑えると、6回からは2番手チョン・ビョンドゥがマウンドに送られた。SKは7回表天津の4番手許雲龍から1番パク・チェサンの内野ゴロの間に1点を追加すると、キム・ジェヒョンの3ランでとどめを刺した。
最後は3番手キム・ウォンヒョンが抑え、大会規定により7回終了時点で10点差以上がついたためコールドゲームとなり、SKが参加チーム中最も実力が劣るとされる天津相手を容赦なく攻め立て、完封勝ちで大会2勝目をあげた。これでアジアシリーズの予選リーグではSKだけが2勝で、この日の第2試合で日本代表・埼玉西武が台湾代表・統一に勝ち1勝1敗で並んでいるため、失点率などの関係で、埼玉西武が15日天津に勝ち2勝1敗となっても、SKが統一戦で大敗しない限り、決勝進出はほぼ確実となった。SKは予選リーグで3連勝を狙い、念願のアジアシリーズ優勝に向けて加速したいところだ。