1日召集された北京五輪野球韓国代表は2日、ソウル・蚕室野球場で初練習を行った。あいにくの雨天のため室内練習場での軽めのメニューが中心となった。練習後の記者会見で、キム・ギョンムン監督はこれまでの国際大会で実績のあるイ・スンヨプ(読売)を4番打者にすると述べた。今季所属の日本プロ野球・読売では不調により3ヶ月以上2軍に降格していたが、大活躍した2006年WBC(ワールドベースボールクラシック)のときと同様のコンディションに戻っているとのことである。なお、北京五輪野球で急遽導入されることになった「タイ・ブレーク制」について、イ・デホ、リュ・ヒョンジンなどの主力選手たちは、この制度には慣れないものの、だからこそ一球一球により集中したい、と精神性を強調する発言を口にしていた。
代表選手たちの多くは3日のプロ野球オールスター戦(仁川・文鶴)に出場し、ファンたちの前で五輪前では国内最後の晴れ舞台に臨む。
(練習中のイ・スンヨプとイ・デホ。)