KBO(韓国野球委員会)は、8月17日18時から春川(チュンチョン)で2軍選手が出場するフューチャーズオールスター戦を行うことを発表した。フューチャーズオールスター戦は2軍戦に参加するプロ野球8球団と、主に兵役中のプロ選手が所属する尚武、警察庁の合計10チームを、南部(キア、サムソン、ハンファ、ロッテ、警察庁)と北部(SK、トゥサン、LG、ウリ、尚武)の5チームずつに分けて行う。参加資格は、外国人選手を除く7月27日現在1軍登録されていないプロ入団後5年以下の選手にあり、南部、北部それぞれ20名の選手が選ばれる。試合前にはホームラン競争などのイベントも行われる予定。2年連続でフューチャーズオールスター戦を開催することになったソウル東方の山間部にある地方都市・春川はプロ野球の本拠地ではなく、8月17日は北京五輪に出場する韓国代表の試合もないため、野球ファンの集まるイベントとして行政側も協力し、球場外では近隣の農産物の試食会なども行われる。
フューチャーズオールスター戦は、2007年初めて開催され、これまで晴れ舞台が用意されていなかった2軍の若手選手たちを発奮させることが目的である。MVPの選手には賞金も送られ、2007年のフューチャーズオールスター戦でMVPとなったチェ・テイン(サムソン)は、今季1軍に定着し1塁のレギュラーとして活躍している。