今季からプロ野球に参加する新球団ウリヒーローズは1日、チョン・ジュンホ投手(32)など現代に所属していた選手たち17名と契約更改を行った。
2007年も先発要員として活躍したチョン・ジュンホは、2000万ウォン(約220万円)減の年俸1億1000万ウォン(約1220万円)となった。2006年は自己最多の14勝と活躍したが、2007年は26試合に登板、6勝10敗、防御率4.75の成績にとどまった。また中継ぎとして活躍したパク・チュンス投手(30)は、1000万ウォン(約110万円)増の年俸9000万ウォン(約1000万円)となった。2007年は54試合に登板、6勝4敗3S、防御率2.86の成績だった。また、2007年シーズン途中に兵役から復帰したマ・イリョン投手(26)は、1000万ウォン減の年俸5000万ウォンとなった。
野手では、2007年セカンドのレギュラーに定着したキム・イルギョン(29)が800万ウォン(90万円)増の年俸4000万ウォン(約440万円)となった。2007年は117試合に出場、打率.247、3本塁打、26打点、9盗塁と自己最高の成績だった。また外野の控えとして活躍したユ・ハンジュン(26)は、200万ウォン(約22万円)増の年俸3700万ウォン(約410万円)となった。2007年は112試合に出場、打率.223、5本塁打、35打点、2盗塁の成績だった。
ウリは外国人、新人、軍入隊選手を除く再契約対象者61名の選手中47名と契約更改を終えたが、ソン・ジマン(6億ウォン)、キム・スギョン(4億ウォン)、イ・スンヨン(3億5000万ウォン)、チョン・ミンテ(3億1080万ウォン)などの高額年俸選手たちの希望額と、人件費を抑え黒字経営を目指す球団側の提示とに大きな差があり、交渉に時間がかかっている。KBO理事会で年俸削減の制限枠が撤廃されたこともあって、選手会がこれに対して訴訟を起こす構えを見せるなど、騒動がおきている。これを受けて、KBO(韓国野球委員会)はウリの球団フロントに、7日まで年俸交渉を終わらせるよう定めた。また、イ・テックン、チョ・ヨンフン、チャン・ウォンサムなど北京五輪最終予選韓国代表候補に選ばれ、台湾でキャンプ中の選手とも契約更改を終えていない。
※1億ウォン=約1100万円