DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ク・デソン(元オリックス)、年俸25%ダウン

 ハンファは16日、ク・デソン(38、元オリックス)などの主力選手と契約更改を行った。
 2007年は故障で出遅れ、満足の行く成績を残せなかったク・デソンは、1億6000万ウォン(約1800万円)と約25%減の年俸4億7000万ウォン(約5300万円)となった。これまで韓国のみならず日本、米国でも活躍した韓国を代表する左腕は、3月の示範競技(オープン戦に相当)の負傷が原因で故障し、開幕に間に合わず出遅れてしまい戦列復帰後は抑えに失敗することも多く、43試合に登板、1勝6敗26S、防御率3.19と納得のいく成績を残せなかった。また秋には左ひざの手術まで受け、北京五輪予選代表も辞退し、今季はリハビリを終え完全復活が期待される。
 なおかつて主軸打者として活躍し、2007年兵役から復帰したが満足な成績を残せなかったイ・ヨンウ(34)は、6000万ウォン(約680万円)減の年俸2億1000万ウォン(約2370万円)となった。2007年は97試合に出場、打率.238、0本塁打、28打点、4盗塁。プロ通算10年間で1118試合に出場し1123安打、126本塁打を記録している実績の持ち主だけに、完全復活を期待したい。主に中継ぎで活躍したアン・ヨンミョン(23)は3000万ウォン(約340万円)増の年俸8000万ウォン(約900万円)となった。2007年は61試合に登板、1勝1敗5S、防御率3.06。2007年シーズン終盤やプレーオフで好投し救世主となった期待の若手ユ・ウォンサン(21)は、900万ウォン(約100万円)増の年俸3000万ウォン(約340万円)となった。2007年はプロ2年目で1軍初出場し、8試合に登板、2勝1敗1S、防御率2.84の成績を残した。
(文責:ふるりん)