DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  イ・ジョンウク、コ・ヨンミンなどと契約更改

 トゥサンは11日、数名の主力選手と契約更改を行った。
 2006年トゥサンに移籍し外野のレギュラーに定着しただけでなく、盗塁王にもなったイ・ジョンウク(27)は、7000万ウォン(約810万円)増と倍増以上の年俸1億3000万ウォン(約1510万円)となり、初めて1億ウォンの大台に乗った。イ・ジョンウクは2年連続盗塁王こそ逃したが、2007年は主に1番打者として123試合に出場、打率.316、1本塁打、46打点、47盗塁と初の打率3割を記録するなど好成績を残した。12月の北京五輪予選でも、台湾戦で逆転3ランを打つなど活躍した。
 また、2006年セカンドのレギュラーに定着し、2007年は攻守共にスケールアップしたコ・ヨンミン(25)は、7800万ウォン(約910万円)増と3倍増に近い年俸1億2000万ウォン(約1390万円)となり、こちらも初めて1億ウォンの大台に乗った。2007年は全126試合に出場、打率.268、12本塁打、66打点、36盗塁の成績を残し、打撃では3番を任されることが多かった。「二翼手(セカンドと外野の中間)」と呼ばれるほどの広い守備範囲をとる異名をとるほどで、守備・走塁でもチームに欠かせない存在だった。北京五輪予選では日本戦、フィリピン戦で2試合連続本塁打を打つなど大活躍した。
 2007年後半戦外野のレギュラーに定着した若手のミン・ビョンホン(20)は、2700万ウォン(約310万円)増の年俸5200万ウォン(約600万円)となった。プロ2年目の2007年は119試合に出場、打率.244、3本塁打、31打点、30盗塁の成績を残し、特に守備・走塁で活躍し飛躍の1年となった。さらに北京五輪予選では韓国代表に初選出された。
(文責:ふるりん)