ハンファは12日、トゥサンからユン・ジェグク外野手(32)を年俸5000万ウォン(約600万円)で金銭トレードで獲得した、と発表した。ユン・ジェグクは1998年サンバンウルに入団し、1999年からサンバンウル、同球団の消滅後は2000年創立直後のSKでレギュラーとして活躍したが、2002年シーズン途中にロッテへトレードされた。その後2004年トゥサンへ移籍したが、この年のオフ兵役不正免除の疑惑がかけられ、30歳を前に軍へ入隊することになり、今季からチームに復帰した。
今季は外野のレギュラーとしての活躍が期待されたが、若手との競争に敗れ74試合に出場、打率.257、3本塁打、23打点、5盗塁の成績にとどまった。ハンファは今季主軸として活躍した外国人野手クルーズと来季は契約を結ばないことを決め、外野手の層が薄くなったため経験豊富なユン・ジェグクを獲得したと見られる。プロ10年間の通算成績は633試合に出場、打率.260、408安打、19本塁打、154打点、51盗塁。5球団目となる新天地での活躍を期待したい。