サムソンとの契約を打ち切り退団し、日本プロ野球・東京ヤクルトへの入団に合意したイム・チャンヨン(31)が7日、東京の球団事務所で入団記者会見を行った。(経歴などは12月5日付記事を参照)
[入団会見を行うイム・チャンヨン。]
契約期間は基本的に2年で、2008年は30万ドル(約3350万円)、09年は50万ドル(約5580万円)が最低年俸となっている。登板数や成績によってオプションによる出来高払いもあり、2010年以降はオプション契約となる。背番号は12で、2008年1月に来日し自主トレーニング後2月1日からの春季キャンプに参加し、高田繁新監督はキャンプで抑えや先発などの起用法を考える方針だ。イム・チャンヨンは2004年オフにもFAで日本進出を図ったが失敗、決して条件はよくないが3年越しの悲願がかなった。不本意ながらサムソンに残留し、ここ3年間ひじの手術などもあり、球団首脳陣との関係もよいとは言えずあまりよい成績を残せなかったが、新天地で結果を出せるだろうか。