DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  イ・デス(トゥサン)など軍入隊選手11名発表

 国軍体育部隊は14日、11月26日に軍へ入隊し尚武(サンム)に所属するプロ選手11名を発表した。

SK : パク・ヒィス(投手)、パク・ユン(外野手)
トゥサン : イ・ウォンヒィ(投手)、イ・デス(内野手)
ハンファ : チョン・ヒィサン(外野手)
サムソン : イ・ジョンシク(捕手)、カン・ミョング(内野手)、キム・ジョンホ(外野手)
ロッテ : キム・スファ(投手)
キア : イ・サンファ、キム・ヒィゴル(以上投手)

 特にこの中ではイ・デス(トゥサン)が1軍での実績がもっとも豊富である。イ・デスは練習生から2002年SKと正式契約し、2004年守備固めなどで105試合に出場した。06年には122試合に出場しショートのレギュラーとなったが、今季はシーズン途中の5月にトゥサンへトレードされた。新天地でも高い守備力でレギュラーとなり109試合に出場し、打率.252、3本塁打、36打点、5盗塁の成績で優勝争いに貢献した。その他カン・ミョング(サムソン)は主に代走としてプロ通算5年間で289試合に出場し56盗塁を記録、イ・ジョンシク(サムソン)は控え捕手としてプロ通算4年間で225試合に出場、イ・サンファ(キア)は2006年の5勝などプロ4年間で通算6勝、キム・ヒィゴル(キア)はプロ7年間で通算10勝(今季2勝)を記録するなど、1軍での実績を残している。
 尚武に所属した選手は、プロ野球の2軍リーグに出場でき技量を高めることができる。原則的に軍へ入隊した選手は2年間兵役を全うし、その後元所属チームに復帰することとなる。
(文責:ふるりん)