DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  選手、コーチ合計18名を放出

 今季公式戦4位で準プレーオフに進出したもののハンファに敗れ、球団史上初の韓国シリーズ3連覇を逃したサムソンは17日、選手16名、コーチ2名の放出を発表し、大幅なチーム構造改革に乗り出した。選手の多くはプロ1年目、2年目の若手選手だったが、中にはキム・デイク(34)、キム・ジョンフン(35)、パク・チョンファン(29)などの実績あるベテラン選手の名もあった。
 キム・デイクは1997年から2001年までロッテのレギュラー外野手として活躍し、2004年サムソンに移籍後は貴重な外野の控えとして活躍してきたが、今季は69試合にしか出場せず成績も不振だった。キム・ジョンフンは1997年ロッテからサムソンに移籍し、一時期外野のレギュラーとして活躍したが、今季は63試合にしか出場できなかった。パク・チョンファンは2002年には119試合に出場し、内野の控えとして活躍してきたが、近年出場機会が激減し、今季は46試合の出場にとどまっていた。放出された選手たちの今後は未定。キム・デイク、キム・ジョンフンのような通算1200試合以上に出場している実績ある選手たちが容赦なく放出されたことは、今後チームに大きな影響が出ると思われる。
(文責:ふるりん