ロッテ−サムソン(大邱)、ハンファ−キア(光州)は雨天中止。
SK 6−4 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)ソン・ウンボム 6勝2敗 (セーブ)チョ・ウンチョン 2勝3敗9S (敗)ランデル 11勝5敗
(本塁打) SK : パク・キョンワン 14号、パク・チェホン 13号 トゥサン : チェ・ジュンソク 14号
首位SKは1回表トゥサンの先発ランデル(元読売)から3番キム・ジェヒョンの犠牲フライ、5番パク・チェホンのタイムリーで2点を先制し、2回表7番パク・キョンワンの本塁打で1点を追加した。トゥサンは2回裏SKの先発ソン・ウンボムの暴投で1点を返した。SKは5回表パク・チェホンの7月8日のロッテ戦以来45日ぶりの本塁打となる13号2ランでリードを広げ、ランデルはこの回限りで降板する。
トゥサンは7回裏5番チェ・ジュンソクの2ランで反撃しソン・ウンボムを降板させるが、SKも8回表トゥサンの3番手チョン・ジェフン(背番号40)のタイムリーで1点を追加した。トゥサンはその裏SKの3番手キム・ギョンテから併殺打の間に1点を返したが、最後はチョ・ウンチョンが抑えSKが逃げ切り60勝1番乗りを達成し、トゥサン戦の連敗を6で止めゲーム差を再び5.5に広げた。打撃不振で一時期は2軍落ちし、最近1軍に復帰したベテラン外野手パク・チェホンが3打点と活躍。トゥサンは最近3連勝と好調だった先発ランデルの乱調が誤算だった。
LG 7−5 現代 (水原)
(勝)シム・スチャン 3勝3敗1S (セーブ)ウ・ギュミン 2勝4敗27S (敗)チョ・ヨンフン 3勝5敗4S
(本塁打) LG : バルデス 11号、クォン・ヨングァン 4号、チェ・ドンス 9号 現代 : チョン・ソンフン 12号
LGは4回表現代の先発キム・スギョンから3番バルデス(元福岡ダイエー)の本塁打で1点を先制するが、現代はその裏LGの先発パク・ミョンファンから6番チョン・ソンフンの2ランで逆転した。LGは5回表2番イ・ジョンヨルのタイムリーで同点とし、7回表9番クォン・ヨングァンの本塁打で3−2と逆転した。だが現代はその裏7番ソン・ジマンのタイムリーで同点としパク・ミョンファンをマウンドから下ろすと、この回代わったLGの3番手リュ・テッキョン、4番手シム・スチャンから代打ユ・ハンジュン、2番キム・イルギョンのタイムリーで5−3と逆転した。
LGは9回表現代の3番手チョ・ヨンフンから2死満塁のチャンスを作ると、ここで4番チェ・ドンスが逆転満塁本塁打を打つ。最後は守護神ウ・ギュミンが抑え、LGが劇的な逆転勝ちを収めた。プロ14年目にして4番を任されることが多くなったチェ・ドンスは、自身初のシーズン100安打目が逆転満塁本塁打と、充実した今季を物語るかのようである。バルデスが3安打1打点と活躍。敗れた現代はチョン・ソンフン以外の主軸打者に元気がなく、まさかの逆転負けを喫した。
[9回表2死満塁から劇的な逆転満塁本塁打を打ったチェ・ドンス。]