現代は19日、外国人投手マイク・キャラウェイ(32)を任意脱退選手としてKBO(韓国野球委員会)に申請する、と発表した。キャラウェイは6月上旬右ひじ痛のため1軍登録抹消され、精密検査の結果手術が必要でリハビリに相当の期間がかかるため、任意脱退選手として事実上退団することとなった。任意脱退選手として認められれば、キャラウェイは1年間韓国でのプレーはできず、もし復帰したとしても現代でのプレーしか認められない。韓国内の他球団に移籍するとしても現代の許可が必要となる。
キャラウェイは2005年現代に入団し、その年先発として16勝をあげる活躍を見せた。翌2006年も14勝をあげ、2年連続でチーム最多勝となった。日本プロ野球進出の噂もあったが現代に残留し、今季も先発の柱として期待されたが、ひじ痛により11試合に登板、わずか2勝(6敗)に終わり、防御率も4.18と物足りない成績だった。キャラウェイの不振もあって、公式戦2位だった2006年と違って現代は19日現在7位に低迷し、4位以上進出はかなり厳しい状況だ。韓国での3年間の通算成績は70試合に登板、32勝22敗、防御率3.56。