ハンファ １−５ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）ユン・ギルヒョン ８勝３敗 （敗）セドリック ８勝１０敗
（本塁打） ＳＫ ： パク・キョンワン １３号
ハンファは1回表首位ＳＫの先発イ・ヨンウクから4番キム・テギュンのタイムリーで1点を先制するが、ＳＫはその裏ハンファの先発セドリック(元東北楽天)から3番イ・ジェウォンのタイムリーで同点とすると、3回裏4番イ・ホジュンの犠牲フライ、5番パク・キョンワンの2ランで4−1と逆転した。イ・ヨンウクは不安定な投球内容で、5回表無死1，2塁のピンチを迎えたところで降板し、勝利投手の権利を得られなかった。このピンチをキム・ギョンテ、キム・ウォンヒョンでしのぐと、6回以降はユン・ギルギョンが相手を抑えていく。
ＳＫは8回裏ハンファの4番手クォン・ジュンホンから2番パク・チェサンのタイムリーで1点を追加すると、チョン・デヒョン、チョ・ウンチョンなどのリリーフ陣も相手の反撃を断ち、手堅く3連勝でロッテに敗れた2位トゥサンとのゲーム差を6に広げた。敗れたハンファは現代に勝ったサムソンに抜かれ4位に後退。
ロッテ ８−４ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ソン・ミンハン １０勝９敗 （セーブ）カブレラ ２勝３敗１７Ｓ （敗）リオス １４勝５敗
（本塁打） ロッテ ： チェ・マンホ １号 トゥサン ： イ・デス ３号、キム・ドンジュ １７号
ロッテは1回表、トゥサンの先発リオスから5番カン・ミンホのタイムリーやエラーがらみ、8番キム・ジュチャンのタイムリーで4点を先制し、2回表またもやエラーで1点を追加した。ここまで14勝をあげている最多勝投手リオスは、2回で5失点と最悪の内容に終わった。トゥサンは3回裏ロッテの先発ソン・ミンハンから3番コ・ヨンミンのタイムリーで1点、5回裏2番の新人オ・ジェウォンの犠牲フライで1点を返していく。
ロッテは6回表トゥサンの2番手キム・ミョンジェから4番イ・デホのタイムリーで1点、9回表トゥサンの7番手チョン・ジェフンからチェ・マンホのＬＧよりの移籍後第1号本塁打で2点を追加した。トゥサンは9回裏ＳＫの抑えカブレラから2番イ・デス、4番キム・ドンジュの本塁打で2点を返したが、反撃もここまでだった。7回途中2失点で降板したソン・ミンハンは、エースの名に恥じず3年連続2ケタ勝利を達成。打線ではキム・ジュチャンが3安打1打点と活躍。一方今季14勝をあげ最多勝投手となっていたリオスは5日のＬＧ戦でも勝つことができず、チームもあまり波に乗れないでいる。
現代 ４−５ サムソン （大邱）
（勝）ユン・ソンファン ３勝 （セーブ）オ・スンファン ４勝３敗２９Ｓ （敗）キム・スギョン １０勝４敗
（本塁打） 現代 ： チョン・ソンフン １１号 サムソン ； キム・チャンヒィ ３号
現代は2回表サムソンの先発マゾーニから8番キム・ドンスの犠牲フライ、9番ファン・ジェギュンのタイムリーで2点を先制した。サムソンは5回まで現代の先発キム・スギョンに抑えられていたが、6回裏9番キム・チャンヒィの犠牲フライ、3番ヤン・ジュンヒョクのタイムリーで同点に追いつき、さらにこの回代わった現代の2番手チョ・ヨンフンから代打キム・デイクの押し出しの死球や暴投などで4−2と逆転した。
現代は7回表サムソンの4番手アン・ジマンから5番チョン・ソンフンのタイムリーで1点を返すが、サムソンはその裏現代の4番手ノ・ファンスから5番パク・チンマンへの押し出しの四球で1点を追加した。現代は9回表サムソンの守護神オ・スンファンからチョン・ソンフンに本塁打を浴びるが1点差どまりで、サムソンが逃げ切りゲーム差なしで並んでいたハンファを抜き3位に浮上。ユン・ソンファンが勝ち投手。6位現代はサムソンの6安打を大きく上回る12安打を打ちながら敗れ、7位ロッテとの差が0.5に縮まった。
ＬＧ ７−２ キア （光州）
（勝）パク・ミョンファン １０勝４敗 （敗）ユン・ソンミン ６勝１４敗
（本塁打） ＬＧ ： バルデス ９号
最下位キアは1回裏ＬＧの先発パク・ミョンファンから3番イ・ヒョンゴンの犠牲フライで1点を先制するが、ＬＧは3回表キアの先発ユン・ソンミンから3番バルデス(元福岡ダイエー)のタイムリーで2−1と逆転し、4回表1番イ・デヒョン、2番イ・ジョンヨルのタイムリー、バルデスの2ランで4点を追加した。キアはその裏9番キム・ジュヒョンのタイムリーで1点を返した。ＬＧは6回表キアの3番手イム・ジュンヒョクから代打チョン・ウィユンの犠牲フライで1点を追加した。
パク・ミョンファンは6回を2失点に押さえると、その後リュ・テッキョン、チョン・ジェボクの系統で相手に反撃を許さず、ＬＧが快勝した。今季ＦＡでトゥサンから移籍してきたパク・ミョンファンは、2005年11勝をあげて以来2年ぶりの2ケタ勝利を達成。打線ではバルデスが4安打1本塁打2打点と活躍した。打線の援護に恵まれず勝ち星より負け数のほうが倍以上あるユン・ソンミンは、今季個人最多敗戦となる14敗目。
