2003年トゥサンに在籍し、7月から米国マイナーリーグ・2Aタルサ(ロッキーズ傘下)の打撃コーチに就任したマイク・クールボー氏が、23日(韓国時間)の試合中1塁コーチボックスに立っていたところ、選手の打ったファールボールが頭部を直撃し、救急車で病院へ運ばれたが意識がなくなり死亡した。享年35歳。
マイク・クールボー氏はブリュワーズ、カーディナルスなどで大リーグ経験があり、主砲として活躍していたウッズ(現中日)が抜けた後に長距離砲として2003年トゥサンに入団したが、44試合に出場、打率.215、10本塁打、24打点と期待にこたえられずシーズン途中で退団した。その後は2006年まで米国のマイナーリーグでプレーし、マイナー通算256本塁打を記録した。
なお、兄のスコット・クールボー氏(41、元阪神)も1998年現代に在籍し、史上初めて韓国でプレーした外国人選手となった。同氏は115試合に出場、打率.317、26本塁打、97打点と活躍しこの年の現代の優勝に貢献している。1999年マイナーリーグで現役引退後はコーチを務め、今季は弟マイクと同じ2Aリーグのコーチを務めている。