DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  首位SK、逆転勝ちで7連勝  

ロッテ 2−3 SK  (仁川・文鶴)
(勝)イ・ハンジン 1勝2敗  (セーブ)チョン・デヒョン 1勝1敗18S  (敗)チャン・ウォンジュン 4勝7敗
本塁打) ロッテ : チョン・スグン 2号
 ロッテは1回表、SKの先発イ・ヨンウクから1番チョン・スグンの先頭打者本塁打で1点を先制し、2回表2番イ・ウォンソクのタイムリーで1点を追加した。内容が不安定だったイ・ヨンウクは2回限りで降板した。SKは4回裏ロッテの先発チャン・ウォンジュンから6番チョン・ギョンベのタイムリーで1点を返すと、6回裏ロッテの2番手チェ・デソンからチョン・ギョンベの2点タイムリーで3−2と逆転する。
 SKは3回以降得意の継投策をとり、キム・ウォンヒョン、キム・ギョンテ、イ・ハンジン、ユン・ギルヒョンなどのリリーフ陣がピンチでも踏ん張りロッテに得点を許さない。最後は守護神チョン・デヒョンが何とか抑え、首位SKが1点のリードを守りきり逆tねん勝ちで連勝を7に伸ばした。20日に通算1000本安打を達成した33歳のベテラン、チョン・ギョンベが3打点と活躍。プロ2年目の23歳の若手イ・ハンジンがプロ初勝利。ロッテは5番以下が無安打と打線がつながらなかった。

[逆転タイムリーを打ち3打点と活躍したチョン・ギョンベ。]
  

トゥサン 7−0 サムソン  (大邱
(勝)リオス 11勝3敗  (敗)マゾーニ 2勝4敗
 トゥサンは3回表サムソンの先発マゾーニから1番イ・ジョンウクのタイムリーで1点を先制し、5回表2番ミン・ビョンホンの犠牲フライで1点を追加し、5番アン・ギョンヒョンの平凡な内野フライを二塁シン・ミョンチョルが取れず幸運な1点をもらうと、7番キム・ヒョンスのタイムリーでさらに2点を追加した。トゥサンの先発リオスは毎回走者を許す不安定な内容だったが、6回を無失点に抑え後をリリーフ陣に託した。
 トゥサンは7回表サムソンの2番手イム・ドンギュからイ・ジョンウクのタイムリーで1点、8回表6番チェ・ジュンソクの犠牲フライで1点を追加した。2位トゥサンは高卒新人イム・テフン、ノ・ギョンウンの継投でサムソンの反撃を断ち、完封リレーで快勝し首位SKとのゲーム差2.5を守った。リオスは最多勝争いトップの今季11勝目で、26イニング連続無失点中。サムソンはチャンスは作るものの打線がつながらず、LGに抜かれ5位に後退。

[3安打2打点と活躍したイ・ジョンウク。]
 

キア 0−3 ハンファ  (大田)
(勝)チェ・ヨンピル 3勝1敗2S  (セーブ)ク・デソン 1勝3敗8S  (敗)シン・ヨンウン 7勝6敗
 ハンファは3回裏キアの先発シン・ヨンウンから3番クルーズのタイムリーで1点を先制し、4回裏8番シン・ギョンヒョンのタイムリーで1点を追加した。ハンファの先発チェ・ヨンピルは毎回のように走者を許すが、7回途中まで無失点に抑えた。ハンファは7回裏キアの2番手の高卒新人ムン・ヒョンジョンから相手のエラーもあり、ようやっと1点を追加した。
 ハンファはヤン・フン、守護神ク・デソン(元オリックス)の継投でキアに反撃を許さず、完封リレーで勝利した。チェ・ヨンピルは今季3勝はすべてキア相手からあげたものとなり、右のエースとして活躍してきたが故障で戦線離脱中のムン・ドンファンの穴を埋める活躍を見せた。最下位キアは打線がつながらず、3連勝はならなかった。
             

現代 7−10 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)キム・ミンギ 4勝5敗1S  (セーブ)ウ・ギュミン 1敗19S  (敗)イ・ボグン 1敗
LGは2回裏現代の先発チョン・ジュンホから8番キム・サンヒョンのタイムリーで1点を先制すると、この回代わった2番手イ・ヒョンスンから1番イ・デヒョンのタイムリーで2点を追加した。現代は3回表LGの先発ハリッカラから4番ブランボー(元オリックス)の犠牲フライ、5番チョン・ソンフン、6番ソン・ジマン、7番カン・ビョンシクのタイムリーなどで5−3と逆転した。LGは5回裏現代の4番手ノ・ファンス、5番手チョ・ヨンフンから3番バルデス(元福岡ダイエー)、5番パク・ヨンテクのタイムリーで6−5と逆転した。
 現代は7回表LGの4番手キム・ミンギから2番キム・イルギョンのタイムリーで6−6の同点とするが、LGはその裏現代の6番手イ・ボグンからパク・ヨンテク、6番チョ・インソン、9番クォン・ヨングァンのタイムリーで4点を勝ち越した。現代は9回表LGの守護神ウ・ギュミンからキム・イルギョンのタイムリーで1点を返したが、反撃はここまででLGが両チーム合わせて25安打の乱打戦を制し、4位に浮上した。敗れた現代は6位まで後退。