トゥサンは5日、今月2日の海外進出選手特別ドラフト会議で指名したイ・スンハク投手(27)と契約金2億ウォン(約2540万円)、年俸1億ウォン(約1270万円)の総額3億ウォン(約3800万円)で契約した。イ・スンハクは2001年檀国大を中退し、契約金120万ドルで米国大リーグ・フィリーズに入団し、傘下のマイナーリーグで活躍した。2004年に3Aまで昇格したが大リーグには進出できず、2006年は3Aスクラントンで31試合に登板、8勝9敗、防御率4.35の成績を残した。マイナーリーグ通算は148試合に登板、34勝38敗4S、防御率4.22。
イ・スンハクは制球力と多彩な球種が武器の身長192cmの大型右腕だ。出身地の慶尚南道(キョンサンナムド)を保護地域とするロッテに3月末までの優先指名権があったが、ロッテは同じマイナーリーグ出身のソン・スンジュンを指名した。今後2軍に合流し、調整を続け1軍登板の機会を狙う予定で、主に先発での起用が予想される。
(文責:ふるりん)