ＫＢＯ(韓国野球委員会)は1日、2007年プロ野球公式戦の日程を発表した。1月から現代の球団売却問題がプロ野球界を騒がし、いまだに解決のめどが立っていないが、先日決まったように今季は原則として8球団で公式戦を行う原則に基づき、昨季と同じく各球団は他の7球団と18試合ずつの全126試合を行う。順調なら9月2日までに全試合が終了するが、韓国にはドーム球場がなく雨天中止の試合も多い。そのため、雨天中止となった際はダブルヘッダーにせず、9月3日以降の追加日程にその試合を組み込むものと思われる。公式戦上位4チームが進出し、年間総合優勝を決める韓国シリーズなどのポストシーズンの日程は、例年公式戦終盤の時期に発表される。
開幕戦は先日決まったとおり4月6日(金)に史上初めて平日のナイターで行われる。対戦カードはトゥサン−サムソン(大邱)、ＳＫ−ハンファ(大田)、ロッテ−現代(水原)、キア−ＬＧ(ソウル・蚕室）となっている。なお今季はプロ野球人気を高めるため、7月15日から8月14日まで各球団23試合ずつサマーリーグを行い、優勝チームや最優秀選手には賞金が送られる。試合開始時間は各球団の裁量によって平日は18時か18時半にすることとし、現在未定であるが、土日と祝日は17時開始と決まった。
開幕前に示範競技（シボムキョンギ、オープン戦に相当)が3月17日から4月1日まで行われ、各球団14試合を行い開幕に向け最終調整に入るが、その日程は現在発表されていない。
（文責：ふるりん）
