DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  米国の韓国系不動産投資会社が現代買収を打診

 19日農協による買収が中止され、球団売却問題に揺れる現代ユニコーンズの新しい買収先として、米国・ロサンゼルスに本社を置く韓国系不動産投資専門会社「プロステートホールディングスカンパニー」が浮上した。同社は韓国系アメリカ人が経営しており、22日電話でKBO(韓国野球委員会)に買収の意思を伝えた。同社は買収に成功した場合、ソウルか全羅北道・全州(チョンジュ)を本拠地として希望している。
 規約上外資プロ野球チームを経営することには問題がない。だが現代も含めた韓国プロ野球8球団はすべて国内の10大財閥が運営しており、外資の参入には抵抗が予想される。また、同社が年間200億ウォン(約26億円)を超える赤字は必至と言われるプロ野球の経営に耐えうるかも不明である。今後KBOは同社に買収計画や球団経営方針などの書類提出を求め、理事会を開き他の7球団の意見も聞き買収の是非を判断する。