DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  チョン・ミンテ(元読売)が大幅減俸

 現代は15日、17名の選手と来季の契約更改を行った。特に今季の大半を故障とリハビリで棒に振り、公式戦わずか1試合の登板にとどまったかつてのエース、チョン・ミンテ(36、元読売)は7770万ウォン(約990万円)と大幅減の年俸3億1080万円(約3850万円)となった。1990年代に現代のエースとして活躍したチョン・ミンテは、2001−02年に日本プロ野球・読売に在籍後、2003年現代に復帰しこの年最多勝投手、韓国シリーズMVPのタイトルに輝いた。だがその後は持病の腰の故障などに悩まされ、昨季と今季は勝ち星がなかった。来季は現役生活をかけ望む1年となりそうだ。韓国でのプロ14年間の通算成績は282試合に出場、124勝89敗3S、防御率3.35。
 また、新人ながら今季中継ぎとして活躍し70試合で2勝をあげた左腕イ・ヒョンスン(23)は1700万ウォン(約220万円)増の年俸3700万ウォン(約470万円)、球界随一の俊足を生かし外野のレギュラーとして活躍が期待されながら、71試合の出場と出番が減ったチョン・スソン(28)は1050万ウォン(約130万円)減の年俸5950万ウォン(約760万円)となった。かつて1998−2001年に4年連続盗塁王となったチョン・スグン(ロッテ)はチョン・スソンの実兄。