現代は15日、17名の選手と来季の契約更改を行った。特に今季の大半を故障とリハビリで棒に振り、公式戦わずか1試合の登板にとどまったかつてのエース、チョン・ミンテ(36、元読売)は7770万ウォン(約990万円)と大幅減の年俸3億1080万円(約3850万円)となった。1990年代に現代のエースとして活躍したチョン・ミンテは、2001−02年に日本プロ野球・読売に在籍後、2003年現代に復帰しこの年最多勝投手、韓国シリーズMVPのタイトルに輝いた。だがその後は持病の腰の故障などに悩まされ、昨季と今季は勝ち星がなかった。来季は現役生活をかけ望む1年となりそうだ。韓国でのプロ14年間の通算成績は282試合に出場、124勝89敗3S、防御率3.35。
また、新人ながら今季中継ぎとして活躍し70試合で2勝をあげた左腕イ・ヒョンスン(23)は1700万ウォン(約220万円)増の年俸3700万ウォン(約470万円)、球界随一の俊足を生かし外野のレギュラーとして活躍が期待されながら、71試合の出場と出番が減ったチョン・スソン(28)は1050万ウォン(約130万円)減の年俸5950万ウォン(約760万円)となった。かつて1998−2001年に4年連続盗塁王となったチョン・スグン(ロッテ)はチョン・スソンの実兄。