DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  パク・ヨンテク、年俸はわずか1000万ウォン増

 LGは14日、主軸打者のパク・ヨンテク外野手(27)と来季の契約更改を行い、わずか1000万ウォン(約130万円)増の年俸1億6000万(約2040万円)ウォンとなった。パク・ヨンテクはチームでただ1人今季も昨季と同じく公式戦全126試合に出場し、打率.294、16打点、64打点と最下位に低迷するチームで4番を打ち孤軍奮闘していたが、年俸は低く抑えられてしまった。
 パク・ヨンテクは2002年大学卒業後LGへ入団し、1年目から俊足と打撃センスを生かしチームの主軸選手となった。昨季は盗塁王(43個)に輝き、2006年WBC(ワールドベースボールクラシック)韓国代表にも選ばれた。また、韓国球界随一の美男選手としても有名で、ソウルメトロ(地下鉄)のPRポスターにも登場している。来季は主軸打者イ・ビョンギュが中日へ移籍したため、名実ともにチームの顔としていままで以上の働きが求められると思われる。プロ5年間の通算成績は606試合に出場、打率.283、625安打、67本塁打、299打点、140盗塁。
 なお、昨季7勝、2004年には8勝をあげ先発投手として活躍していたが、今季は1勝もできなかったキム・グァンサム(26)も契約を更改し、2000万ウォン(約260万円)減の年俸6000万ウォン(約770万円)となった。

 (文責:ふるりん