DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  プレーオフ開幕 トゥサン、リオスの好投でまず1勝

プレーオフ第1戦
ハンファ 0−4 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)リオス 1勝  (敗)キム・ヘニム 1敗
本塁打) トゥサン : キム・ドンジュ 1号  
 2005年ポストシーズンの第2ステージ、公式戦4位ながらもSKとの準プレーオフの死闘を制したハンファと、公式戦最終戦で奇跡の2位浮上で勢いに乗るトゥサンとのプレーオフの第1戦は8日14時、ソウル・蚕室(チャムシル)野球場に3万500人の大観衆を集め、トゥサンの先発がリオス(32試合、15勝12敗、防御率3.51)、ハンファの先発がキム・ヘニム(32試合、6勝8敗1S、防御率4.28)でプレイボールされた。
 トゥサンは1回裏ムン・フィソンのタイムリーで1点を先制すると、2回裏にはチョン・サンヨル、イム・ジェチョルのタイムリーで2点を追加する。ハンファは2回途中でキム・ヘニムをあきらめ、2番手シン・ジュヨンを登板させる。リオスは1回、2回ともにピンチを迎えたものの、ハンファの拙攻にも助けられ得点を許さない。
 トゥサンは5回裏、ハンファの3番手ユン・グニョンから4番キム・ドンジュの本塁打で1点を追加し、4−0とリードを広げた。リオスは8回までハンファを無得点に抑えた。9回表は2番手イ・ジェヨン、守護神チョン・ジェフンが反撃を許さず、トゥサンが完封リレーで先勝し、韓国シリーズ進出に向けて好スタートを切った。ハンファは全くの貧打でわずか3安打に抑えられた。
 リオスはキア時代から通算して5試合目でポストシーズンでの自身初勝利をあげた。第2戦は9日14時から、蚕室野球場にてトゥサンの先発がランデル(元読売、29試合、12勝7敗、防御率3.25)、ハンファの先発がムン・ドンファン(26試合、10勝9敗、防御率3.47)で開始される予定。