DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  準プレーオフ第2戦、SKが打線爆発で逆転勝ち 対戦成績は1勝1敗に

プレーオフ第2戦
ハンファ 2−11 SK  (仁川・文鶴)

(勝)キム・ウォンヒョン 1勝  (敗)ソン・ジヌ 1敗
本塁打) SK : イ・ホジュン 1号、パク・キョンワン 1号
 SKは1日の第1戦で抑えられたくやしさを晴らすがごとく打線が大爆発した。まず2回裏、ハンファの先発ソン・ジヌ(史上最多の通算193勝)からチョン・ギョンベのタイムリーで1点を先制する。だが第1戦の勢いが残るハンファは3回表、SKの先発キム・ウォンヒョンからデービスのタイムリーで2−1と逆転する。
 だがSKは4回裏、パク・キョンワンとパク・チェホンのタイムリー、相手のエラーで4−2と逆転しソン・ジヌをノックアウトする。さらにこの回代わった2番手ユン・ギュジンからもキム・ミンジェ送りバントで1点を追加する。ハンファは7回表にキム・ウォンヒョンとSKの2番手イ・スンホから満塁のチャンスを作るが、代わった3番手ウィ・ジェヨンがここを何とか無失点でしのいだ。
 するとSKは7回裏、ハンファの3番手ユン・グニョンから4番イ・ホジュンポストシーズン初安打となる本塁打で1点を追加する。さらにSKは8回裏、ハンファの4番手チョ・ソンミン(元読売)からパク・キョンワン本塁打で1点を追加すると、この回代わった6番手チャ・ミョンジュなどからキム・ミンジェやチェ・イクソンのタイムリーで計5点を奪う。
 SKはソン・ウンボム、チョン・デヒョンらのリリーフ陣が抑え、昨日の雪辱を晴らす大勝を収めた。キム・ウォンヒョンは2003年以来のポストシーズンでの勝利(通算3勝目)。注目の準プレーオフ第3戦は3日14時から文鶴野球場で行われる。10月3日は韓国だと開天節(ケチョンジョル)の休日となっている。SKの先発はシン・スンヒョン、ハンファの先発はキム・ヘニムと予告された。