DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  野球W杯、韓国は南アフリカに辛勝

 第38回野球W杯の予選グループAに参加している韓国代表は12日(韓国時間)、第7戦の南アフリカ戦で延長13回の激闘の末4−3で勝利し、通算成績を4勝3敗として、第8戦のスウェーデン戦の結果如何に関わらず、決勝トーナメントに進出できるグループ4位が確定した。南アフリカはこれまで6戦全敗で、キューバなどの競合国には大差で敗れており、試合前は韓国の楽勝が予想された。
 ところが韓国は4回表、先発のキム・ムンス(尚武)が南アフリカに2点を先制される。韓国はその裏パク・チョングォン(尚武)の内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を返すと、5回裏にはチョ・ヨンフン(サムソン)の打球を南アフリカのセンターがきちんと取れず、その間に3塁走者がホームを踏み2−2の同点に追いつくと、ユン・ソンミン(トゥサン)の犠牲フライで1点を勝ち越す。
 だが南アフリカは6回表3−3の同点に追いつき、試合はこのまま延長に突入する。そして延長13回裏、韓国は相手投手の暴投の間に3塁走者が生還し、サヨナラ勝ちを収めた。2番手のチャン・ウォンサム(慶星大)が6回から13回までを無失点に抑え、勝利に貢献した。グループAは全大会の王者キューバが地元オランダに勝利し、8戦全勝で首位通過を決めた。グループBは社会人選抜の日本が7勝1敗で首位通過を決め、グループA4位の韓国は15日に日本と対戦する。