ハンファ 4−7 サムソン (大邱)
(勝)イム・ドンギュ 2勝1敗 (敗)ヤン・フン 3勝5敗
(本塁打) ハンファ : デービス 17号、ブリトー 8号 サムソン : チョ・ドンチャン 10号
サムソンは2回裏、ハンファの先発ヤン・フンからカン・ドンウのタイムリーと三塁手イ・ボムホのエラーで3点を先制する。ハンファは4回表、サムソンの先発イム・ドンギュからデービスの本塁打で1点を返すが、その裏サムソンはハンファの2番手ユン・グニョンからパク・ハニの犠牲フライで1点を追加する。ハンファは6回表デービスの犠牲フライで1点を返すが、サムソンは7回裏ハンファの5番手チョン・ビョンフィからチョ・ドンチャンの本塁打で1点を追加する。
サムソンは8回裏、ハンファの6番手チェ・ヨンピルからカン・ミョングとパク・チンマンのタイムリーで2点を追加する。ハンファは9回表、抑えに定着したルーキーのオ・スンファンからブリトーの本塁打で2点を返すが、反撃もここまでだった。昨季は中国プロ野球の広州レオパーズでプレーし、3年目の今季韓国初勝利をあげ先発に定着したイム・ドンギュは6回を2失点に抑え、今季2勝目をあげた。
トゥサン 0−3 現代 (水原)
(勝)ソン・シニョン 1勝3敗 (セーブ)チョ・ヨンジュン 2勝19S (敗)パク・ミョンファン 10勝3敗
現代は6回裏、トゥサンの捕手ホン・ソンフンのエラーによって2点を先制する。先発のパク・ミョンファンもこの回途中で交代する。そして現代は7回裏、トゥサンの4番手イ・ジェウからカン・グィテのタイムリーで1点を追加する。現代の先発ソン・シニョンは8回をわずか2安打無失点に抑えると、最後は守護神チョ・ヨンジュンが締め、完封リレーで現代が勝利した。ソン・シニョンは昨年9月以来の先発勝利。パク・ミョンファンは6月まで開幕10連勝だったが、右肩の故障もあり最近は3連敗。現代は単独6位に浮上し、2位トゥサンは首位サムソンとのゲーム差を3.5に広げてしまった。
SK 6−5 LG (ソウル・蚕室)
(勝)シン・スンヒョン 8勝7敗 (セーブ)チョ・ウンチョン 4勝3敗7S (敗)イ・スンホ 5勝4敗
(本塁打) SK : キム・テギュン 4号
SKは1回表、LGの先発イ・スンホから首位打者キム・ジェヒョンとパク・キョンワンのタイムリーで2点を先制すると、4回表にはキム・テギュンの本塁打で1点を追加する。さらに8回表にはLGの3番手シン・ジェウンからチョ・ジュングンの2点タイムリー、この回4番手シン・ユノからパク・チェホンの犠牲フライで合計3点を奪い、6−0とリードを広げる。
しかし4連敗中のLGは8回裏、ここまで抑えられていたSKの先発シン・スンヒョンを責め、SKの3塁手キム・テギュンのエラーやパク・ヨンテクのタイムリーで3点を返すと、この回代わった2番手ユン・ギルヒョンからルーキーのチョン・ウィユンのタイムリーで6−5と1点差まで詰め寄る。だがLGはこの後チョ・ウンチョンに抑えられ、SKが試合前の練習のけがで2試合連続欠場の主砲イ・ホジュンが不在でも勝利した。7月は12勝5敗と好調のSKは3連勝。一方LGは5連敗で7位転落。
ロッテ 7−0 キア (光州)
(勝)ソン・ミンハン 15勝3敗1S (敗)ブランク 4勝1敗
(本塁打) ロッテ : カン・ミンホ 2号
ロッテは3回表、キアの先発ブランクを攻め、サムソンから移籍したばかりのキアの左翼シン・ドンジュの悪送球で1点を先制すると、この回ライアンのタイムリーやペローの犠牲フライで2点を追加する。ロッテは4回表カン・ミンホの本塁打で1点を追加すると、5回表にはキアの2番手チョ・テスからパク・ヨンスのタイムリーで1点、さらに代わった3番手ユン・ソンミンからカン・ミンホとイ・ウォンシクのタイムリーで2点を追加する。
ロッテの先発ソン・ミンハンは6回途中まで2安打無失点に抑えると、その後はカ・ドゥギョム、イ・ジョンフン、イ・ミョンウらの継投で最下位キアに安打すら許さず、ロッテが完封リレーで勝利した。ソン・ミンハンは早くも最多勝投手となった2001年に並ぶ自己最多タイの15勝目をあげ、最多勝争いで11勝の2位キャラウェイ(現代)に4勝差をつけ、防御率も2.37とペ・ヨンス(サムソン)を抜き1位に浮上。