KBO(韓国野球委員会)は7日ソウルで理事会を開き、6日の監督会議で決定した公式戦126試合への削減、4時間の時間制限撤廃など延長戦の規定の変更などを了承した。あわせて拡大が検討されていた来季の外国人枠は現状の2人で確定し、拡大反対を唱えていた選手会側の主張が通った結果となった。
なおポストシーズンの方式が変更され、準プレーオフが現状の2戦先勝から3戦先勝となり、プレーオフと同じしくみとなる。準プレーオフ、プレーオフともに第1−3戦は公式戦上位チームの本拠地で行なわれる。
韓国シリーズはソウルを本拠地とするトゥサン、LGが進出しなかった場合でも、3万人以上収容できる球場を本拠地としているチームが公式戦優勝で出場した場合は、第1,2,6,7戦を自球団の本拠地で行なえることとなった。(現在この条件を満たしているのは釜山・社稷野球場を本拠地とするロッテと、仁川・文鶴野球場を本拠地とするSKのみ)
また来季の開幕は4月2日となることが決定した。開幕カードは従来の上位チーム対下位チームではなく、同じ地域のライバル同士の対戦となる。同じソウルを本拠地とするLG−トゥサン(ソウル・蚕室)、首都圏を本拠地とするSK−現代(水原)、同じ南西部を本拠地とするハンファ−キア、同じ南東部を本拠地とするロッテ−サムソン(大邱)となる。
来年はプロ野球の本拠地チームがない済州(チェジュ)島で、サムソンと現代がオープン戦2試合、公式戦3試合を行なうことも決まった。