DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

 来季の外国人枠は現状の2人で確定、ポストシーズンの方式が変更され、開幕は4月2日に

 KBO(韓国野球委員会)は7日ソウルで理事会を開き、6日の監督会議で決定した公式戦126試合への削減、4時間の時間制限撤廃など延長戦の規定の変更などを了承した。あわせて拡大が検討されていた来季の外国人枠は現状の2人で確定し、拡大反対を唱えていた選手会側の主張が通った結果となった。
 なおポストシーズンの方式が変更され、準プレーオフが現状の2戦先勝から3戦先勝となり、プレーオフと同じしくみとなる。準プレーオフプレーオフともに第1−3戦は公式戦上位チームの本拠地で行なわれる。
 韓国シリーズはソウルを本拠地とするトゥサン、LGが進出しなかった場合でも、3万人以上収容できる球場を本拠地としているチームが公式戦優勝で出場した場合は、第1,2,6,7戦を自球団の本拠地で行なえることとなった。(現在この条件を満たしているのは釜山・社稷野球場を本拠地とするロッテと、仁川・文鶴野球場を本拠地とするSKのみ)
 また来季の開幕は4月2日となることが決定した。開幕カードは従来の上位チーム対下位チームではなく、同じ地域のライバル同士の対戦となる。同じソウルを本拠地とするLG−トゥサン(ソウル・蚕室)、首都圏を本拠地とするSK−現代(水原)、同じ南西部を本拠地とするハンファ−キア、同じ南東部を本拠地とするロッテ−サムソン(大邱)となる。
 来年はプロ野球の本拠地チームがない済州(チェジュ)島で、サムソンと現代がオープン戦2試合、公式戦3試合を行なうことも決まった。