2004年韓国プロ野球のクライマックス、韓国シリーズが21日から現代の本拠地・水原(スウォン)公設野球場で開幕する。今年は公式戦首位の現代と、公式戦2位でトゥサンとのプレーオフを3勝1敗で勝ち抜いたサムソンとの間で行なわれる。両チームの対戦は史上初であり、親会社が韓国を代表する財閥同士であることで注目を集めている。
シリーズは先に4勝したほうが優勝となる。第5戦からは最大収容人数が1万2000人程度の両チームの本拠地ではなく、多数の観客を収容するためソウル・蚕室(チャムシル)野球場で行なわれる。第1戦の先発はサムソンが最多勝(17勝)投手のペ・ヨンス、現代がフィアリー(16勝、元千葉ロッテ)とエース同士の対決となった。日程は以下の通り。なお、第1戦の試合前には歌手パク・ファヨビによる国歌斉唱や、イ・ヘチャン国務総理による始球式などのセレモニーが行なわれる。
第1戦 10月21日 サムソン−現代(水原) 18時
第2戦 10月22日 サムソン−現代(水原) 18時
第3戦 10月24日 現代−サムソン(大邱) 14時
第4戦 10月25日 現代−サムソン(大邱) 18時
第5戦 10月27日 サムソン−現代(ソウル・蚕室) 18時
第6戦 10月28日 サムソン−現代(ソウル・蚕室) 18時
第7戦 10月29日 サムソン−現代(ソウル・蚕室) 18時