20日に予定されていたダブルヘッダー4カードのうち、現代−ハンファ(大田)、LG−トゥサン(ソウル・蚕室)、SK−サムソン(大邱)が雨天中止となった。追加日程も発表され、LG−トゥサンは7月23日と8月20日に、SK−サムソンは8月28日(ダブルヘッダー開催)と9月9日、現代−ハンファは7月30日と8月27日にそれぞれ延期された。
キア 6−11 ロッテ (釜山・社稷、ダブルヘッダー第1戦)
(勝)パク・ソクチン 1勝 (敗)カン・チョルミン 4勝8敗
(本塁打) キア: シム・ジェハク 12号 ロッテ : ライアン 6号、パク・ナムソプ 3号
ロッテは1回裏、キアの先発カン・チョルミンからペレス(元オリックス)とライアンのタイムリーで2点を先制すると、2回裏にはキム・デイクとパク・ナムソプのタイムリーで2点を追加する。3回表キアはシム・ジェハクがロッテの先発イ・サンモクから3ランを打ち1点差に迫る。ロッテはこの回の途中でイ・サンモクをあきらめ、2番手としてパク・ソクチンをマウンドに送る。
そして3回裏、ロッテはライアンの2ランで6−3とリードを広げると、キアもシム・ジェハクの犠牲フライで1点を返す。7回裏ロッテはライアンがキアの2番手ムン・ヒョンジョンからタイムリーを打つなど、3点を追加する。キアも8回表、ロッテの4番手イム・ギョンワンからシム・ジェハクが今日5打点目となるタイムリーを放つなどして2点を返すが、その裏ロッテはパク・ナムソプのタイムリーで2点を追加する。
9回表はソン・ミンハンが抑え、ロッテが連敗を3で止め
11日ぶりの勝利をあげた。2番手として登板した中継ぎのパク・ソクチンが今季初勝利をあげた。
(勝)チェ・ヨンホ 2勝1敗1S (敗)キム・ジャンヒョン 2勝7敗
(本塁打) ロッテ : ライアン 7号
キアは1回表、ロッテの先発キム・ジャンヒョンからマ・ヘヨンのタイムリーで1点を先制すると、3回裏には満塁からの押し出し四球やパク・チェホンのタイムリーで4点を追加する。そして4回表にはシム・ジェハクとチャン・ソンホのタイムリーで2点を奪い、キム・ジャンヒョンをノックアウトする。
ロッテも4回裏キアの先発チェ・ヨンホからライアンの本塁打で1点、5回裏にはソン・インホとペレスのタイムリーで2点を返す。6回以降はユ・ドンフン、イ・ガンチョルらの中継ぎ陣がロッテの反撃を断ち、9回表キアはキム・サンフンの犠牲フライで1点を追加する。最後はシン・ヨンウンが抑え、キアが勝利を収めた。