ＬＧ １−２ 現代 （水原）
（勝）チョ・ヨンジュン ６勝１敗１６Ｓ （負）ソ・スンファ １勝４敗１Ｓ
（本塁打）現代 ： パク・チンマン ８号
ＬＧは１回表、現代の先発オ・ジェヨンからチェ・ドンスのタイムリーで１点を先制するが、現代はその裏プロ入り初先発となったＬＧのオ・スンジュンから、満塁の場面でソン・ジマンが押し出しの四球を選び、同点に追いつく。オ・スンジュンは４回裏に四球を連発し満塁のチャンスを作ってしまうが、現代は代わった２番手のリュ・テッキョンから勝ち越し点を奪えなかった。
その後両チームともに得点を奪えず、９回表ＬＧは２死満塁のチャンスを作る。ここで現代は守護神のチョ・ヨンジュンを投入し、このピンチを何とかしのぐ。そして９回裏、先頭打者パク・チンマンがＬＧの４番手ソ・スンファから本塁打をレフトスタンドに叩き込み、現代が６連勝を飾った。
ＳＫ ４−８ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）パク・ミョンファン ７勝１敗 （負）シン・スンヒョン ２敗
トゥサンは２回裏、ＳＫの先発イ・スンホからカン・イングォンとソン・シホンのタイムリーで２点を先制し、３回裏には１点を追加する。だが５回表、トゥサンの先発パク・ミョンファンが乱れ、満塁から押し出し四球などで２点を返されると、代打イ・ジニョンのタイムリーで４−３と逆転される。
６回裏、トゥサンはＳＫの２番手シン・スンヒョンからソン・シホンのタイムリーで同点に追いつく。７回裏ＳＫのシン・スンヒョンは死球を与え降板し、その後代わった３番手のキム・ヒゴルも連続死球のため４番手のソン・ウンボムに交代する。ここでトゥサンはチャン・ウォンジンが２点タイムリーを打ち勝ち越すと、その後２点を奪いリードを広げる。
パク・ミョンファンは７回４失点で降板すると、その後はチョン・ソンフンやク・ジャウンらのリリーフ陣が好投し、トゥサンが勝利した。パク・ミョンファンは最多勝争いトップタイの７勝目をあげ、奪三振部門でも単独トップ（91個）を守り続けている。
キア １−５ サムソン （大邱）
（勝）チョン・ビョンホ ４勝２敗 （セーブ）イム・チャンヨン １勝２敗１３Ｓ （負）チェ・ヨンホ １勝１敗１Ｓ
サムソンは３回裏、キアの先発チェ・ヨンホからチョ・ドンチャンのタイムリーで１点を先制すると、５回裏にはキアの２番手パン・ドンミンからパク・チョンホとヤン・ジュンヒョクのタイムリーで３点を追加する。７回裏サムソンは、パク・チョンホの２打席連続タイムリーでもう１点を追加する。
サムソンの先発チョン・ビョンホは６回を無失点に抑え、２番手ユン・ソンファンが８回表チャン・ソンホのタイムリーで１点を返されるものの、９回表は守護神のイム・チャンヨンが抑え、サムソンが勝利し３連勝となった。一方キアは４連敗となった。
ハンファ １−２ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）ソン・ミンハン １勝４敗 （負）チョン・ビョンヒ １勝２敗１Ｓ
（本塁打）ロッテ ： ペレス ９号
ロッテは３回裏、無死１、２塁でハンファのサードのディアズ（元広島）が送りバントの処理をあせりエラーし、その間に走者が生還し１点を先制する。だがその後ハンファの先発ムン・ドンファンから追加点を奪えず、６回表には先発チャン・ウォンジュンが１死１、３塁のピンチを招き、２番手として登板したイ・ジョンミンはチェ・ジネンに内野ゴロを打たれ、その間に３塁走者が生還しハンファが同点に追いつく。
試合はその後１−１のまま延長に突入した。現在泥沼の７連敗とチーム状態が最悪のロッテだったが、11回裏４番ペレス（元オリックス)がハンファの３番手チョン・ビョンヒからサヨナラ本塁打を放ち、ついに連敗を止め６月初勝利を飾った。９回から登板し、ハンファに勝ち越し点を許さなかったソン・ミンハンが今季初勝利をあげた。
