26日韓国は釈迦生誕日の祝日だったため、プロ野球4試合はいずれもデーゲームで行なわれた。なお、トゥサン−現代(水原)は球場側の都合でダブルヘッダーとなった。
トゥサン 6−9 現代 (水原、ダブルヘッダー第1戦)
(勝)チョン・ジュンホ 1勝1敗 (セーブ)チョ・ヨンジュン 4勝1敗13S (負)イ・ジェヨン 2勝5敗3S
(本塁打)トゥサン : ホン・ソンフン 7号 現代 : イ・スンヨン 3号、ソン・ジマン 8号
現代は1回裏、トゥサンの先発ノ・ギョンウンからイ・スンヨンの犠牲フライで1点を先制するが、2回表トゥサンは現代の先発オ・ジェヨンからチャン・ウォンジンのタイムリーで同点に追いつく。すかさず現代は2回裏、チョン・ソンフンのタイムリーで1点を勝ち越す。
だがトゥサンは4回表ホン・ソンフンの3ランで逆転すると、5回表にはキム・ドンジュのタイムリーなどで2点を追加し6−2とリードを広げた。5回裏現代はソン・ジマンのタイムリーで1点を返すと、7回裏にはトゥサンの2番手チョン・ソンフンからイ・スンヨンがソロ本塁打を打ち、6−4と2点差にする。
そして現代は8回裏、トゥサンのイ・ヒェチョンとイ・ジェヨンらの中継ぎ陣を打ち崩し、まずチョン・ソンフンのタイムリーで1点差に迫ると、ソン・ジマンがク・ジャウンから逆転満塁弾を放つ。9回表のピンチも守護神チョ・ヨンジュンが抑え、現代が逆転勝ちを収めた。5回途中から9回途中までロングリリーフをつとめたチョン・ジュンホが今季初勝利をあげた。
トゥサン 3−6 現代 (水原、ダブルヘッダー第2戦)
(勝)イ・サンヨル 4勝1敗 (セーブ)チョ・ヨンジュン 4勝1敗14S (負)チョン・ビョンドゥ 2敗
トゥサンは1回表、現代のショートのチェ・ジョングクがエラーを犯し、1点を先制する。一方現代は3回裏、トゥサンの先発チョン・ジェフンからイ・スンヨンのタイムリーなどで2点を奪い逆転すると、4回裏にはチョン・ジュンホのタイムリーで1点を追加する。
5回表トゥサンは現代の先発ウィ・ジェヨンから1点を返すと、7回表には2番手イ・デファンからチョン・サンヨルのタイムリーで3−3の同点に追いつく。だが現代はその裏、トゥサンの2番手チョン・ビョンドゥからカン・グィテが犠牲フライを打ち勝ち越すと、この回さらに2点を奪う。
9回表現代は第1戦と同じく守護神チョ・ヨンジュンがマウンドに上がり、トゥサン打線を抑えセーブ王争いを独走する14セーブ目をあげた。これで現代は3連勝となり、首位を独走し続けている。
ロッテ 1−6 キア (光州)
(勝)リオス 5勝2敗 (負)チュ・ヒョングァン 4勝4敗
(本塁打)ロッテ : チェ・ギムン 2号 キア : シム・ジェハク 10号、ソ・ドンウク 2号
キアは2回裏、ロッテの先発チュ・ヒョングァンからシム・ジェハクの2ランで先制する。5回表ロッテはキアの先発リオスからチェ・ギムンの本塁打で1点を返すが、その裏キアはソ・ドンウクの本塁打で1点を追加する。
その後キアは6回裏キム・サンフンのタイムリーなどで2点を、7回裏にはシム・ジェハクのタイムリーで1点をそれぞれ追加する。リオスは8回途中まで1失点に抑え、あとはユ・ドンフンらの中継ぎ陣が好投し、キアが勝利した。
サムソン 5−4 LG (ソウル・蚕室)
(勝)チャン・ムンソク 5勝1敗 (セーブ)チン・ピルジュン 2敗12S (負)クォン・オジュン 4勝4敗
(本塁打)サムソン : ヤン・ジュンヒョク 13号、チン・ガビョン 9号
LGは1回裏、サムソンの先発チョン・ビョンホからキム・サンヒョンのタイムリーで2点を先制する。一方6連勝と勢いに乗るサムソンは3回表、LGの先発チャン・ムンソクからカン・ドンウのタイムリーで1点を返すと、5回表にはヤン・ジュンヒョクの2ランで3−2と逆転する。
6回裏LGは、サムソンの2番手クォン・オジュンを攻め、チェ・マンホの犠打で3塁走者が生還し同点に追いつくと、7回裏にはイ・ジョンヨルのタイムリーで1点を勝ち越し、さらにマーティンのタイムリーでもう1点を追加する。
8回表サムソンはチン・ガビョンの本塁打で1点を返すが、その後の反撃をLGは継投策で乗り切り、最後は守護神チン・ピルジュンが締めてLGが勝利した。これでサムソンの連勝は6で止まった。
ハンファ 7−4 SK (仁川・文鶴)
(勝)キム・ヘニム 2勝 (セーブ)ソン・ジヌ 3勝3敗1S (負)ソン・ウンボム 1勝3敗
(本塁打)ハンファ : イム・スミン 4号 SK : キム・ミンジェ 2号
1回表ハンファは、SKの先発ソン・ウンボムからキム・テギュンのタイムリーで先制すると、この後イム・スミンの3ランなどでこの回5点を奪う。SKは5回裏、ハンファの先発キム・ヘニムからブリトーのタイムリーでようやっと1点を返すが、6回表ハンファはSKの2番手キム・ヒゴルからイ・ヨンウのタイムリーで1点を追加する。
6回裏、ハンファはキム・ミンジェの2ランで、6−3と3点差に迫る。だが8回表ハンファは代打チャン・ジョンフン(史上最多の通算335本塁打)の内野ゴロの間に3塁走者が生還し、1点を追加する。
ハンファは6回途中からソン・ジヌ(史上最多の通算174勝)をマウンドに送り、9回裏チョン・ギョンベの犠牲フライで1点を返されるが、見事なロングリリーフでソン・ジヌは今季初セーブを飾り、ハンファの連敗を5で止めた。一方最近不調のSKは、7位に転落と最下位が見えてきた。