LG 2−8 現代 (水原)
(勝)キム・スギョン 7勝 (負)チェ・ウォンホ 1勝1敗
(本塁打)LG : チェ・ドンス 6号 現代 : ソン・ジマン 6号、ブランボウ 17号
LGの先発チェ・ウォンホは、1回裏シム・ジョンスの頭部に死球を与え危険球による退場処分となってしまい、2番手のイ・ドンヒョンはこの回ソン・ジマンの3ランなどで4点を失ってしまう。現代は3回裏にも3点を追加すると、6回裏にはパク・キョンワン(SK)と本塁打王争いトップタイに並ぶ、ブランボウの第17号ソロ本塁打でダメを押す。
現代の先発キム・スギョンはLGを8回無失点に抑え、9回表は2番手ソン・シニョンがチェ・ドンスのソロ本塁打などで2点を失うものの、今季負けなしの7勝目をあげ、ラス(トゥサン、元読売)と並ぶ最多勝タイとなった。
キア 6−3 ハンファ (大田)
(勝)チョ・ギュス 1勝1敗 (セーブ)ユ・ドンフン 1勝1S (負)パク・チョンジン 3勝1敗
(本塁打)キア : チャン・ソンホ 8号
キアは1回表、ハンファの先発キム・ヘニムからチャン・ソンホの2ランで先制する。2回裏ハンファは、キアの先発リオスからイ・ボムホのタイムリーで1点を返すが、4回表キアはキム・ギョンオンの犠牲フライで1点を追加する。
5回裏、ハンファは高卒ルーキーのチェ・ジネンのタイムリーで1点を返し3−2とするが、その後はリオスに抑えられる。8回からキアは2番手としてイ・ガンチョルを登板させ、イ・ガンチョルは8回裏三振を1つ奪い、韓国プロ野球史上初の1700奪三振を記録した。
だがイ・ガンチョルは9回裏ピンチを招くと、続く3番手のチョ・ギュスが代打イ・ドヒョンにタイムリーを打たれ、キアは3−3の同点に追いつかれる。
延長10回表、キアはハンファの4番手パク・チョンジンからチャンスをつくり、チャン・ソンホのタイムリーで2点を勝ち越すと、この回計3点を奪い試合を決めた。最後はユ・ドンフンが抑え今季初セーブをあげ、キアが勝利しLGと同率2位に浮上し、イ・ガンチョルの快挙に華を添えた。
ロッテ 7−6 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)カ・ドゥギョム 1勝2敗 (セーブ)イム・ギョンワン 3勝5S (負)ク・ジャウン 3敗7S
(本塁打)ロッテ :ペレス 6号、ライアン 1号
ロッテは1回表、トゥサンの先発チョン・ビョンドゥからペレス(元オリックス)の2ランで先制するが、トゥサンはその裏、ロッテの先発ヨム・ジョンソクからアン・ギョンヒョンのタイムリーで同点とすると、チャン・ウォンジンのタイムリーで1点を勝ち越す。だがロッテは2回表、シン・ミョンチョルのタイムリーなどで3点を奪い、5−3と逆転する。
そして4回裏、トゥサンはロッテの2番手ノ・スンウクからチェ・ギョンファンのタイムリーで1点を返すと、ノ・スンウクの暴投などで2点を奪い6−5と逆転に成功する。その後両チーム無得点が続いたが、9回表ロッテは2死2塁のチャンスで、トゥサンの抑えク・ジャウンから新外国人ライアンの来韓初本塁打となる2ランで、逆転に成功する。
ロッテは9回裏、抑えのイム・ギョンワンが3人で抑え逆転勝ちを収めた。中継ぎで8回に登板したカ・ドゥギョムは今季初勝利をあげた。
サムソン 1−0 SK (仁川・文鶴)
(勝)ユン・ソンファン 3勝 (セーブ)イム・チャンヨン 2敗10S (負)チョン・デヒョン 1敗
この試合は、サムソンの先発クォン・ヒョクとSKの先発カブレラの投げあいとなった。両チーム無得点で迎えた8回表、サムソンは2死走者なしからパク・チョンホがSKの2番手チョン・デヒョンからヒットで出塁すると、連続四球で満塁とする。ここでSKは守護神チョ・ウンチョンをマウンドに送るが、なんと2塁への牽制球が野手のカバーミスにより外野へ抜けてしまい、その間に3塁走者が生還しサムソンが1点を先制する。
サムソンは8回裏途中から守護神のイム・チャンヨンをマウンドに送り、1点差を守りきり勝利し、10連敗のあと息を吹き返し3連勝となった。た。サムソンの2番手ユン・ソンファンは今季3勝目をあげた。