■

ＳＫ　４−６　現代　　（水原）

（勝）フィアリー　４勝２敗　　（セーブ）チョ・ヨンジュン　３勝１敗１１Ｓ　　（負）イ・スンホ　４勝２敗
（本塁打）ＳＫ ： パク・キョンワン　１７号　　現代 ： カン・グィテ　３号、ソン・ジマン　５号
現代は２回裏、ＳＫの先発イ・スンホからカン・グィテの２ランで先制する。一方ＳＫは、４回表、ＳＫはイ・ホジュンのタイムリーで１点を返すと、パク・キョンワンが現代の先発フィアリー（元千葉ロッテ）から、本塁打王争い単独トップにたつ第17号２ランで逆転する。だが５回裏、今度は現代はソン・ジマンの３ランで試合をひっくり返してしまう。　
７回裏、現代は相手のエラーにより１点を追加する。８回表１死１，３塁のピンチで、現代は守護神チョ・ヨンジュンを投入する。ＳＫはイ・ホジュンの内野ゴロの間に３塁走者が生還し１点を返すが、反撃はここまでだった。フィアリーは今季４勝目をあげ、チョ・ヨンジュンは救援王争いトップの11セーブ目をあげた。ＳＫは２位から一気に５位へ転落した。

トゥサン　６−７　キア　　（光州・ダブルヘッダー第１戦）

（勝）チェ・ヨンホ　１勝　　（負）ク・ジャウン　２敗５Ｓ
（本塁打）トゥサン ： ホン・ソンフン　６号　　キア ： チャン・ソンホ　６号、ソン・ジファン　４号、イ・ジェジュ　１号
トゥサンは１回表、キアの先発リオスからキム・ドンジュのタイムリーで１点を先制する。一方キアは４回裏トゥサンの先発チョン・ビョンドゥからチャン・ソンホのソロ本塁打で同点に追いつくと、続く５回裏にはソン・ジファンのソロ本塁打で１点を勝ち越す。
６回表トゥサンはソン・シホンのタイムリーで２点を奪い、逆転に成功しリオスをノックアウトする。しかしその裏、キアはトゥサンの２番手イ・ジェヨンからマ・ヘヨンのタイムリーで３−３の同点に追いつく。しかし７回表、トゥサンはキアの３番手ユ・ドンフンから正捕手ホン・ソンフンが３ランを放ち、勝ち越しに成功する。
９回裏、トゥサンは抑えとしてク・ジャウンにマウンドを託すが、ソン・ジファンのタイムリーでまず１点を返される。そして代打のイ・ジェジュには３ランを打たれてしまい、キアがサヨナラ勝ちを収めた。８回から登板したキアの４番手チェ・ヨンホは、今季初勝利を収めた。
　

トゥサン　１０−３　キア　　（光州・ダブルヘッダー第２戦）

（勝）イ・ギョンピル　１勝３敗　　（負）イ・ドンヒョン　１敗
（本塁打）トゥサン ： キム・チャンヒ　３号、アン・ギョンヒョン　５号、キム・ドンジュ　７号　　キア ： シム・ジェハク　８号
３回表、トゥサンはプロ入り初先発となったキアの新人イ・ドンヒョンから、キム・ドンジュのタイムリーで１点を先制すると、４回表にはキム・チャンヒのソロ本塁打などで３点を追加し、イ・ドンヒョンをノックアウトする。４回裏キアはトゥサンの先発イ・ギョンピルから、シム・ジェハクのソロ本塁打で１点を返すが、５回表トゥサンはアン・ギョンヒョンのソロ本塁打で１点を追加する。
６回表トゥサンはキアの３番手イ・ガンチョルと４番テイ・ギョンウォンを攻め、キム・ドンジュの３ランなどで一挙５点を追加する。その裏キアはシム・ジェハクのタイムリーなどで２点を返すが、その後はイ・ヒェチョン、チョン・ソンフンらトゥサンリリーフ陣に抑えられ、トゥサンが勝利した。

ハンファ　４−６　ロッテ　　（釜山・社稷、ダブルヘッダー第１戦）

（勝）イム・ギョンワン　３勝４Ｓ　　（セーブ）ソン・ミンハン　３Ｓ　　（負）チェ・ヨンピル　１敗
（本塁打）ハンファ ： イ・ボムホ　７号　　ロッテ ： キム・ジュチャン　３号
ハンファは２回表、ロッテの先発ヨム・ジョンソクからイ・ボムホの２ランとイ・ヨンウのタイムリーで３点を先制する。ハンファの先発キム・ヘニムに抑えられていたロッテ打線だが、６回裏キム・ジュチャンのタイムリーなどで２点を返す。７回表、ハンファはロッテの４番手カ・ドゥギョムからデービスのタイムリーで１点を追加し、４−２とする。
ロッテは７回裏、ハンファの３番手パク・チョンジンからパク・ナムソプがタイムリーを打ち１点を返すと、新外国人のライアンが同点タイムリーを打ち４−４とする。そして８回裏、ロッテはハンファの４番手チェ・ヨンピルからキム・ジュチャンがソロ本塁打を打ち１点を勝ち越すと、その後満塁のチャンスで押し出し四球によりもう１点が追加される。
ロッテのイム・ギョンワンは８回表を無失点に抑え、今季３勝目を、ソン・ミンハンは９回最後のマウンドを締め今季３セーブ目をそれぞれあげた。この勝利により、ロッテはサムソンに代わって７位に浮上した。

ハンファ　７−１　ロッテ　　（釜山・社稷、ダブルヘッダー第２戦）

（勝）ソン・ジヌ　３勝３敗　　（負）イ・サンモク　２勝４敗
（本塁打）ハンファ ： シン・ギョンヒョン　１号
ロッテは１回裏、ハンファの先発で大ベテランのソン・ジヌからソン・インホのタイムリーで１点を先制する。３回表、ハンファはロッテの先発で昨年までハンファに在籍したイ・サンモクから、ファーストのライアンのエラーもあり１点を奪い同点とする。そして５回表、ハンファはイ・ヨンウのタイムリーで２点を勝ち越し、６回表にはシン・ギョンヒョンの４年ぶりの本塁打により２点を追加し、イ・サンモクをノックアウトする。
７回表ハンファは、ただいま売り出し中の高卒ルーキーのチェ・ジネンがタイムリーを打ち、さらに２点を追加する。ソン・ジヌは７回を１失点に抑え、歴代最多の通算174勝目となる今季３勝目をあげた。

サムソン　１−１０　ＬＧ　　（ソウル・蚕室）

（勝）イ・スンホ　５勝３敗　　（負）クォン・ヒョク　１勝２敗
（本塁打）ＬＧ ：チェ・ドンス　５号、イ・ジョンヨル　１号、キム・サンヒョン　３号、ヤン・ヒョンソク　１号
ＬＧは１回裏、サムソンの先発クォン・ヒョクからパク・ヨンテクのタイムリーで１点を先制すると、３回裏にはチェ・ドンスの満塁ホームランで追加点をあげる。そして５回裏にはイ・ジョンヨルのソロ本塁打で１点、６回裏にはキム・サンヒョンのソロ本塁打などで２点をあげ、ＬＧはリードを広げていく。
サムソンは７回表、ＬＧの先発イ・スンホから代打シン・ドンジュのタイムリーでようやっと１点を返すものの、８回裏ＬＧは代打ヤン・ヒョンソクがＳＫからの移籍後初の本塁打で２点を追加する。ＬＧは余裕の点差で勝利し、イ・スンホは今季５勝目をあげ、調子が上向いてきた。一方サムソンは７年ぶりの９連敗となり、最下位へ転落し泥沼から抜け出せないままである。