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現代　１０−２　ハンファ　　（大田）

（勝）フィアリー　３勝　　（セーブ）ソン・シニョン　１Ｓ　　（負）ソン・ジヌ　１勝１敗
（本塁打）現代 ： パク・チンマン　３号、ブランボウ　
３・４号　　ハンファ ： イ・ボムホ　２・３号
ハンファは３回裏、現代の先発キム・スギョンからイ・ボムホが先制ソロ本塁打を放つ。だが５回表、現代はハンファの先発ソン・ジヌ（韓国プロ野球史上最多の通算172勝）からパク・チンマンがソロ本塁打を放ち同点に追いつくが、その裏ハンファもイ・ボムホのソロ本塁打で１点を勝ち越す。だが６回表現代はブランボウがソン・ジヌから２ランを打ち３−２と逆転する。
現代はその後８回表に２点、９回表にはブランボウの今日２本目となるダメ押し２ランなどで５点を奪った。投手陣もキム・スギョンが７回途中までハンファを２点に抑え、その後イ・サンヨルをはさんでソン・シニョンがロングリリーフで好投し、今季初セーブをあげた。現代はこれで７連勝となり、首位を快走し続けている。

ＳＫ　１０−３　ロッテ　　（釜山・社稷）

（勝）イ・スンホ　２勝１敗　　（負）キム・ジャンヒョン　１勝１敗
（本塁打）ＳＫ ： イ・ホジュン　１号、パク・キョンワン　９・１０号　　ロッテ ： ソン・インホ　２号
ＳＫは３回表、ロッテの先発キム・ジャンヒョンから１点を先制すると、４回表には正捕手パク・キョンワンの９号ソロ本塁打、そして去年主砲として活躍したイ・ホジュンの今季初本塁打となる２ランで３点を追加する。ロッテは４回裏、ＳＫの先発イ・スンホから正捕手チェ・ギムンのタイムリーで１点を返す。
だが５回表、ＳＫはロッテの２番手イ・ジョンミンからキム・ギテのタイムリーとイ・ホジュンの犠牲フライで３点を追加し、７−１とリードを広げる。７回表にはパク・キョンワンに今日２本目となる10号ソロ本塁打が飛び出し、さらにこの回もう１点を追加する。パク・キョンワンは開幕12試合目にして10本塁打を記録し、これは韓国プロ野球史上最速記録となった。
ＳＫは６回以降５人の投手をつぎ込み、ロッテの反撃を８回裏のソン・インホのソロ本塁打などによる２点に押さえた。最後は守護神として期待されながらも、それを大きく裏切っているイ・サンフン（元中日のサムソン・リー）が調整登板し、９回裏を無失点に抑えた。ＳＫは連敗を３で止めたが、ロッテは連敗を６に伸ばしてしまった。

トゥサン　７−８　サムソン　　（大邱）

（勝）ペ・ヨンス　１勝　　（セーブ）イム・チャンヨン　１勝１Ｓ　　（負）ソン・ヒョク　２敗
（本塁打）トゥサン ： アン・ギョンヒョン　３号　　サムソン ： パク・チョンホ　３号、ヤン・ジュンヒョク　３号、オリアリー　５号　　
トゥサンは１回表、サムソンの先発キム・ジヌンからアン・ギョンヒョンの満塁本塁打で４点を先制するが、その裏サムソンはトゥサンの先発ノ・ギョンウンからパク・チョンホが２ランを放つと、さらにヤン・ジュンヒョクとオリアリーにもそれぞれソロ本塁打が飛び出し、４−４の同点に追いつき、ノ・ギョンウンは１死しか取れず降板してしまう。パク・チョンホはこれで昨年８月から続く連続安打記録を35に伸ばした。
だがトゥサンは２回表、チョン・サンヨルのタイムリーで１点を勝ち越し、ここでキム・ジヌンも降板する。さらにトゥサンは３回表、サムソンの３番手ペ・ヨンスからチャン・ウォンジンのタイムリーなどで２点を追加し、７−４とリードを広げた。しかしその裏、サムソンはトゥサンの２番手ソン・ヒョクからキム・ハンスとカン・ドンウのタイムリーなどで４点を奪い、８−７と逆転に成功する。その後ペ・ヨンスは立ち直り、４回と５回を無失点に抑えると、後はオ・サンミン、キム・ヒョヌクらの中継ぎ陣が好投し、最後は新守護神のイム・チャンヨンが１点のリードを守りきり、今季初セーブをあげた。

キア　３−５　ＬＧ　　（ソウル・蚕室）

（勝）シン・ユノ　２勝　　（セーブ）チン・ピルジュン　４Ｓ　　（負）イ・ガンチョル　１勝１敗
（本塁打）ＬＧ ： ホン・ヒョヌ　１号
キアは５回表、ＬＧの先発フッタード（元オリックスのウィン）からキム・ジョングクとマ・ヘヨンのタイムリーで３点を先制する。一方ＬＧもその裏、キアの先発カン・チョルミンからキム・サンヒョンのタイムリーで１点を返した。そして７回裏、ＬＧはキアの４番手イ・ガンチョルから代打ホン・ヒョヌの逆転３ランを打ち４−３とリードすると、８回裏には代打ユ・ジヒョンのタイムリーで１点を追加する。
６回から登板したかつての最多勝投手（2001年）シン・ユノは８回途中までを無失点に抑え、９回は守護神チン・ピルジュンが締め、ＬＧが勝利し２位の座をキープした。