日本・沖縄県でキャンプ中のLGは21日、同じく沖縄県でキャンプ中の北海道日本ハムファイターズと、名護球場で練習試合を行なった。LGは復活を期すイ・ビョンギュや、その他にもホン・ヒョヌ、パク・ヨンテクらの主力級が多くスタメンに名を連ね、日本ハムもエチェバリア、坪井、新庄、高橋信二らがスタメンで出場した。
試合は1回表、LGが日本ハム先発の関根からイ・ビョンギュの犠牲フライで1点先制するも、LGの先発キム・グァンサムが大乱調で、1回裏エチェバリアに先制タイムリーを打たれると、打者12人の猛攻でこの回7点を失った。日本ハムも関根が2回表LGにホン・ヒョヌの3ランなどで6点を奪われ、7−7の同点に追いつかれた。そして3回裏、日本ハムは木元の2点タイムリー二塁打で9−7と勝ち越し、序盤から乱打戦となった。
中盤は両チーム無得点だったが、LGは7回表に高橋憲幸からパク・キョンスのソロ本塁打で1点差とし、8回表には代打キム・ヨンウが伊達から2ランを打ち10−9と逆転した。だが、9回裏日本ハムはLG5番手のイ・ドンヒョンの乱調でチャンスをつくると代打小谷野が同点タイムリーを打ち、交代したソン・ヒョヌから1死満塁の場面で中島がサヨナラ内野安打を放ち11−10で勝利した。LGで活躍が目立ったのは、3安打1本塁打3打点を記録し、今年はセカンドのレギュラーを狙う高卒2年目の期待の若手、パク・キョンスだった。